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LCCフライト・レビュー(ワオ・エア、エア・バルティック、ノルウェー・エアシャトル)

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みなさん、飛行機乗ってますか?

 

以前、私は飛行機が大嫌いでした。狭いし、ゴーっとうるさいし、乾燥してるし・・・宙に浮いてる感じがなんとも心もとなくて・・・。

 

いつからか、旅行が好きになって、フライトもその一部として楽しめるようになりました。考えようによっては、食べて、飲んで、映画観て、寝て・・・ものぐさの私にとってはある意味贅沢な時間です。しかも、気づけは目的地に着いているという・・・ありがたいことです。

 

今日は、最近利用したヨーロッパ系LCC(Low Cost Carrier 格安航空会社)のフライトを振り返ってみたいと思います(旧ブログからのお引っ越し案件です)。

 

できることならレガシー系航空会社のビジネスクラスを利用したいのですが、ご存知のように料金が狂ったようにお高い!長距離フライトの場合、エコノミーでも手が出せなかったりします。

 

そこでお役立ちなのがLCCです。私は知らず知らずに、去年から今年にかけて、3社のヨーロッパ系LCCを利用していました。

 

1.ワオ・エア(WOW Air)

 

2017年2月のアイスランド旅行で利用しました。当時、地理的な位置をきちんと把握しておらず、かなり遠い国というイメージのアイスランドだったので、『ロサンゼルス-レイキャビク往復350ドル!』という謳い文句には衝撃を受けました。

 

 

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実際予約してみると、格安なのはシートのみの料金で、座席指定や荷物を預けると追加料金が取られることが発覚!エコノミー席オンリーの機体で、サービス内容やシートピッチによって4種類の価格設定がありました。結局、私たちは『WOW Plus』を選択し、一人往復600ドルくらいだったと思います

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初めて搭乗したときの感想は・・・「シートがうっすい~~!!!」。ピッチは思ってたよりは狭くない。モニターなし! リクライニングもなしです💦

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機内食もないので、おにぎりとスナック類、水を持ち込みました。荷物の多い人なら、70ドルプラスして機内食付き、シートピッチ広めの『WOW Plemium』がお得かもしれません

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「オーロラが見えます」と機内アナウンスがありました。旅行中、唯一みたオーロラです(涙) 座席指定で窓側確保していてよかった・・・

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ロサンゼルスを夕方に発ち、レイキャビクには早朝着きました。所要時間は9時間、映画なしはつらい、ほぼ寝てました💦

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ここから復路です。さよなら、アイスランド! とても綺麗な国でした

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帰りも、スナック、ヨーグルト、水を持ち込みました

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サンドイッチは空港で購入(20ドルくらいしたような・・・)。ワインは機内で購入(約10ドル)。アイスランドは物価が高いので、機内食付きのプランがお得な気がしてきました。復路も9時間半のフライトなので、飲んで寝るしかない!長距離フライトでエンターテイメントがないのが一番辛いかも😭

 

2.エア・バルティック(Air Baltic)

 

今年7月、リトアニアのヴィリニュスからフランス・パリまで片道の利用でした。料金が一番安かったので選びました。

 

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こちらは3種類の料金設定です

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3時間弱のフライトですが、荷物のチェックインと座席指定は欲しかったので、真ん中のPremiumにしました。もし、Basicにしていたら、空港でチェックインするのにも追加料金が必要だったんですね💦

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『Premium』で一人約120ユーロ。『Basic』にプラスした場合は、荷物のチェックインは19.99ユーロ、 当日の座席指定は1.99ユーロ、 空港でのチェックインは、なんと、30ユーロでした!座席指定や大きな荷物がない場合は、オンラインチェックインすることで かなり安くあげることができますね

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ヴィリニュス空港のチェックインカウンター。めちゃめちゃ時間かかりました!

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機内誌(写真には残っていますが、なんの記憶もないです💦)

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あらかじめ座席指定していたので、かなり前の方の席でした。シートピッチも後方の席より広く見えました

 

3.ノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air)

 

同じく今年7月、パリからロサンゼルスの便に搭乗しました。本当は、エール・フランスに乗りたかったけど、片道2000ドルとか、法外な値段だったので泣く泣く諦めました😭😭😭

 

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エコノミーの料金設定が3つ、ビジネスが2つです

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パリ午後発、ロサンゼルス夕方着の11時間半のフライトで、荷物のチェックイン、座席指定は必須、機内食もあるにこしたことはないので、『LowFare+』を選びました。料金は『LowFare』+90ドル。この3つのサービスを後で追加するより45ドルお得とのこと

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パリ-ロサンゼルス間、一人片道約930ドルでした。夏だし、予約したのが1か月半前とギリギリだったからでしょうか。結局、LA→ヴィリニュス→パリ→LAで一人2,000ドル(20万円以上)に!夫のビジネスに便乗したので、一人分の負担で済みました😁

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離陸から1時間後に1度目の機内食。チキンにクリームソースがかかったもの、クスクスサラダ、マフィンなど、味はまあまあでした。先に飲みものをくれないのは、なんだかな〜😠です

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着陸の1時間前に2度目の機内食

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こちらは軽食ですね。パッケージの中にオレンジジュースが入っていましたが、水が欲しかった・・・ この航空会社はなぜか、食べものがきてから、飲みものを配るまで時差があり、食べる前には水を飲みたい私にはかなりのマイナスポイント👎

 

WOWエアと違い、エンターテインメントのモニターがあったのはグッド!映画を数本観れば、フライト時間が短く感じます。『グレイテスト・ショーマン』観ました。すごく良かった〜〜〜。今更ながら、ヒュー・ジャックマンのファンになりました。

 

がっかりしたのはトイレが管理されていなかったこと。トイレットペーパーが無くなっていたので、反対側のトイレへ行くと、そこにも無い!CAさんに「ペーパーないんですけど」と伝えると、「じゃあ、後ろの方のトイレに行って」と言われました。かなり感じ悪かった・・・。

 

LCCの割に全然安くなかったので、見る目が厳しくなってしまったのかもしれません。でも、900ドルも出せば、JALやANAでロサンゼルス−東京往復できちゃいますからね〜。そう思うと、機内食もショボいし、何といってもサービスのレベルが違いすぎました(はぁ〜)。

 

 

(総評)LCCは安くてナンボですね!

 

実は、ロサンゼルス-ヴィリニュス間(往路)をアエロフロートで飛びまして、思いのほかすごく良かったんですね。しかも、ノルウェー・エアシャトルのパリ-ロサンゼルス間(復路)と値段がほぼ同じ。

 

そうなると、レガシー航空会社の凄さがやはり際立ちます。プライドを持って働いている感が心地よかったです(ロシア人愛想はないですが💦)。一方、ノルウェーはテキトーって感じ(そのうえ愛想もありません😠😠😠)。

 

これからは、メリハリをつけて、レガシーとLCCを使い分けてようと思いました。でも、やっぱり、レガシー系がいいなぁ・・・。