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「BE:FIRSTが世界に愛される」と思う理由

BE:FIRSTにハマってほんの数か月しか経っていませんが、彼らはそのうち世界でも愛される存在になるだろうと信じています。

 

日本を離れて早20数年。といってもアメリカとヨーロッパの一部しか知らないのですが、外から見る日本は良くも悪くも注目されやすいユニークな国だと思います。

 

一方で、エンターテイメント業界では、近年、K POPの圧勝。J POPだって素晴らしいのになぜこんなにも差がついてしまったのでしょう。おそらく、日本は海外をあまり市場と見てこなかったからでしょう。

 

SKY-HIさんは、そんな現状に危機感を覚え、世界を目指すグループとしてBE:FIRSTをつくりました。そういうだけあって、海外の人から見てもわかりやすい魅力がある気がします。

 

欧米の文化に触れた私が考える、BE:FIRSTが世界で活躍できると思う理由は以下になります。

 

 

1.自分らしさを大切にしている

 

日本の教育も徐々に変わってきてるとは思いますが・・・私が子供の頃は、一つの正解や完璧さを求められているように感じていました。みんなと同じが安心、社会全体がなんとなく描いている価値観に自分を合わせなければならないような感覚があり生きづらかった・・・。

 

プロデューサーで事務所社長のSKY-HIは「ありのままの自分でいる」ことが大切だと言っています。これは、アーティストのしあわせにもつながるし、彼らの個性・才能を伸ばす上でも理にかなっていると思います。

 

事実、BE:FIRSTは7人7色の歌声やダンスが魅力だし、その言動ものびのびとナチュラルで見ていて気持ちがいいのです!自分たちがどんな音楽をしたいのかも、彼らの活動に反映されています。

 

Mステーション初登場でのインタビュー:気負いなし、いつも通り自由でわちゃわちゃ

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2.他をリスペクトしている

 

オーディション(兼・育成プログラム)『THE FIRST』の当初からSKI-HIが度々口にしていたことです。「ライバルであってもリスペクトする」「仲間の意見を尊重する」「スタッフに感謝する」「ファン一人一人にもそれぞれの人生があり、影響力があることを忘れてはならない」「絶対的正解や不正解はない」「媚びないが、争う必要はない」「違いを認め合う」などなど。

 

社長の影響もあり、メンバーは自らのパフォーマンスには絶対の自信を持ちつつ、誰に対しても「かっこいい」「すごい」「やさしい」「愛してるよー」「感謝してます」など、ポジティブな言葉を発することが多いです。このような人間性が愛されるのは万国共通ではないでしょうか。

 

BE:FIRSTチャンネル:リョウキとソウタがメンバー愛を語っています

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3.音楽ファースト

 

自分らしさ(アーティシズム)に加え、クオリティー+クリエイティビティーを最重要視しています。つまり音楽ファースト。ヒップホップ、R&B、ロック(テイスト)、ポップ、バラードなど、ジャンルが多岐に渡っているのも強みでしょう。

 

オーディションでもクリエイティブ審査(作詞・作曲・コレオグラフ制作)があり、自分を主張する大切さと、壁にぶつかったときは「音楽ファースト」= どうしたら良い音楽を作れるかにフォーカスするとうまくいく、ということを学んできました。

 

これって、アメリカで成功している会社に共通している気がします。オレがオレがとなってしまいそうな強い個性や才能が集まって潰し合いにならないのは、「クオリティー・クリエイティビティーを追求する」という共通認識を持っているから。

 

実際、BE:FIRSTの7人は、いろんな意見にオープンマインドで、自分の強みを活かし前に出る場面と他のメンバーのサポートに回る場面をわきまえています。さらに、音楽を愛するがゆえ、勉強熱心で、自分の芸事に厳しい努力家たち。結果、楽曲もパフォーマンスも素晴らしいのです。

 

 

4.ライブパフォーマンスに強い

 

ダンスするグループは基本あまり生歌唱しないイメージがありました(もしくは、歌う人とダンスする人が担当分けされている)。BE:FIRSTの場合、ダンスしながらもハンドマイクにこだわり、全員が生歌唱やラップをします。ユニゾンもほとんどなく、一人一人の歌声が際立ちます。

 

ダンス大会で世界一を経験したソウタが引っ張るダンス、各自が曲の世界観に入り込み表現していることも相まって、感情を揺さぶられるステージが多い。他の男性グループがクールでかっこいいステージを売りとしているなら、BE:FIRSTはさまざまな感情が錯綜する人間くさい感じ。良い意味でクセが強い・・・。お芝居を観てるかのように、彼らの世界に引き込まれます。

 

同じ曲でも、披露する場所や状況に合わせてアレンジを加えるなど、ライブ感を重視しているのも海外の人たちに受けそう。デビュー前からロックフェスや大小さまざまなライブを積み重ねてきた彼らの音楽クオリティーが高いからこそ、パワフルなステージが実現できるわけで、口から音源どころか、音源では物足りなくなるのがBE:FIRSTらしいです。

 

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5.コミュニケーション能力が高い

 

オーディションで審査のたびに、全員自分の気持ちを話す機会を与えられていたからでしょう。新曲について、自分たちのパフォーマンスについて、あらゆる面において、自分の思いを自分の言葉で伝えています。これって、当たり前のようで、常々、自分がどう思うのかを考え言語化していないと難しいことではないでしょうか。

 

実際、私が渡米した当初は、自分の考えを人前で話すことができませんでした・・・。この自分はどう思うかを相手に伝える能力は海外で活動するには必須だと思います。

 

7人中5人は人見知り(コミュニケーションが苦手)だったことを公言していましたが、SKI-HIが無邪気でフレンドリーなのと、他のグループやアーティストとのコラボを積極的に行っている甲斐あってか、今ではメンバー全員のコミュニケーション力が爆上がり!

 

さらに、幼少期に海外の文化に触れ、英語でコミュニケーションがとれるメンバー(リョウキ、マナト)がいるのも心強い。主にリョウキですが(他の6人も)、さまざまな場面で海外のファンに向けて英語で挨拶しています。

 

世界を目指すからこそ、公式メンバー名もアルファベット表記、曲名もすべて英語です。これだけでも、日本語を知らない人たちにアピールできる機会が増えます。

 

メンバーが普段日本語を話しているとき使う英単語、例えば曲名なども、カタカナ読みではなく英語発音することが多く、ちょっとした反応やライブでのMCにも英語を盛り込んでくれるのは、海外のファンにはうれしいはずです。

 

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6.エトセトラ

 

自分たちで作詞・作曲・コレオグラフができる、エースが一人だけというわけでなく曲調によって全員が主役になり得る、身長が割と高い(平均177cm程度でBTSとほぼ同じ)、日本発を意識した楽曲なども、世界へアプローチする際の強みだと思います。