【アメリカ】グリーンカードの更新手続き〜失効したらどうする?
こんにちは!
ポルトガル移住を果たす前に、私にとってアメリカでの最重要課題であった「永住権の更新手続き」についてまとめておきたいと思います。
グリーンカードの有効期限
特殊技能者(アーティストやスポーツ選手)などを除き、大多数の人は、雇用主または家族がスポンサーとなり永住権(俗にいうグリーンカード)を取得します。
取得にかかる時間は、細かい優先順位が決まっており、条件によってまちまちなので、ここでは割愛します。
有効期限は、通常10年。婚姻で取得した場合のみ、その婚姻が偽りでないことを確認するため、最初は条件付きで2年間有効になります。
有効期限が切れる6か月前から更新手続きができます。
婚姻による条件付きのグリーンカードから通常のものへ移行するときは、婚姻が正当なものである証拠(夫婦共有の財産など)を提出する必要があります。
私はすでにこの過程は終えていますので、今回は通常の更新手続きです。
オンラインで申込書に記入
USCIS(United States Citizenship and Immigration Services)という機関のウェブサイトでアカウントを作成すると、更新手続きと進捗状況の把握が一括して行えます。
グリーンカード(Permanent Resident Card)の更新は、注意事項を読みながら、フォームを記入、必要書類をアップロードします(↓)
最後に更新料540ドルを支払い、審査を待ちます。
大まかな流れ
1)USCISのウェブサイトでアカウントを作成、フォームを記入、グリーンカードなど必要書類をアップロード、更新料を支払う
2)作成したアカウントで進捗状況を確認、追加書類などのリクエストがあったら対応
3)バイオメトリックス(指紋採取による本人確認)の日時が決定(ASC Appointment Notice for Biometrics)
4)指定の場所、日時に必要書類(ASC Appointment Noticeとグリーンカードなど)を持参する、指紋採取と顔写真撮影、場合によっては簡単なインタビューなどあり
5)承認されたら、新しいグリーンカードが送付される
ちなみにこれに要した日数は、私の場合以下になります。
2019年9月中旬:オンラインで申請
↓ 3週間
2019年10月上旬:バイオメトリックス
↓ 2019年11月現在、未承認のまま1か月半が経過
グリーンカード承認
↓
配達完了
グリーンカードが失効してしまうのに・・・
両親は昨年、グリーンカード更新手続きを行ったのですが、新しいカードを受け取るまでに1か月ほどしかかからなかったそうです。
それを見込んでいたのですが、ポルトガルに来る前に新しいグリーンカードは届かず・・・いまだ承認されたというEメールも来ていません。
現在、私が保有しているものは2020年4月で失効してしまいます。
アメリカには未練はないものの、永住権はできるだけ手放したくないというのが本音です。