【ポルトガル移住】アパート賃貸契約にサインしました!
こんにちは!
ポルトガル・リスボンに来て、ちょうど2週間。本日、アパートの賃貸契約にサインいたしました 👏👏👏
不動産エージェントのマータに依頼したとき、「2週間〜2週間半あれば、私が必ずいい物件を見つけて契約させてあげるわ」と強気なことを言っていたけれど、本当にそうなりました。
契約が成立すると、私たち以上にうれしそうで「I love my job!!!」と、とびきりの笑顔でした。
コミッションは誰が払う?
アメリカでもそうですが、ポルトガルでは、不動産を賃貸に出して不動産エージェントを雇った場合、エージェントへのコミッションは貸主が払うのが一般的です。
コミッションの目安は、家賃1〜2か月分。かなり高額なため、2〜5年の長期賃貸や特別なケースを除き、エージェントを雇わない大家さんが多いとのこと。
借主もおそらくエージェントを雇わないことがほとんどだと思います。
しかし、私たちはアパートを短期間で契約する必要があったのと、諸々のトラブルを防ぐためにマータに仲介を依頼しました。
マータが仲介を引き受ける条件は二つ。「ほかのエージェントと取り引きしない」ことと、「最大家賃1か月分のコミッションを保証する」こと。
「私は無償で仕事はしないし、私を信頼しない人とも取引しない。でも、この二つの条件を守ってくれたら、2週間から2週間半で結果を出すわ」と約束してくれました。
クライアントを守るのも仕事
正直、半信半疑でした。家賃1か月分のコミッションも高いな・・・って。
しかし、彼女とはじめてミーティングしたとき、少し驚き、安心しました。それまで、メールでのやりとりだけだったにもかかわらず、すでに物件のリストアップと内見スケジュールの調整を終えていたからです。
コミッションに関しても、「この物件にはエージェントがいるから半月分は向こうが持つ」とか、「この大家さんは一切払わないと言っている」とか、都度明確にしてくれました。
「収入証明を求められても、必要以上の財産があることを相手に見せちゃダメよ」と、クライアントを守ることも仕事だからと助言。
そして、「本来、エージェントのコミッションは貸主が払うべき」という信念のもと、最終的に大家さんが彼女へのコミッションを全額払うよう説得してくれました!
契約書はポルトガル語と英語で
英語とポルトガル語で契約書を用意してくれるのも大きな安心材料です。
重要ポイントは・・・
1)契約期間は2年
2)家賃4か月分と敷金1か月分を前払い
3)契約を解消するには120日以上前に書面で申し出ること
保証人のいない外国人は敬遠されがちなので、この程度の譲歩は想定内でしたが、これと引き換えに大家さんがコミッションを全額払うように交渉してくれたのは本当グッジョブです。
ラッキーなのは、大家さんご夫婦(おそらく30代)が英語がペラペラなのでコミュニケーションが取りやすいこと。
また、スペイン、ブラジルなど、自らも外国暮らしの経験があるので、外国人に対する理解と許容があるかな・・・と。
契約時にゆっくり話してみて、とても常識的かつオープンマインドな感じがしました。
公共料金の名義変更は?
新規でアパートを借りるとき、ガスや電気、水道などのライフラインを使えるまでに時間がかかり困ったというSNSでの声もありました。
その点も、大家さんとマータが連絡を取り合って、引っ越しのタイミングに合わせて、名義を切り替える手伝いをしてくれるとのこと。
また、夫の仕事に必要不可欠なインターネットに関しても、ボーダフォンに確認してくれるとのことでした。
最後の問題は、いつ入居できるか・・・?
というのも、現在、私たちが借りる部屋には大家さんが住んでおり、彼らが新しい家に引っ越してから、壁などのペンキを塗り替え、準備が終わってからの入居となるのです。
どんなに遅くても今月中には入居できるそうなので、楽しみに待つことにします!