【ポルトガル】はじめての革命記念日を窓辺でお祝い
こんにちは!
外出自粛生活44日目。
昨日は、ポルトガルの革命記念日でした。46年前の4月25日、40年以上続いた独裁政権が終焉を迎えた日です。植民地支配、植民地戦争・・・表現・思想の自由のない、ポルトガルの闇の時代・・・。無血革命だったことがポルトガルらしくはあります。歓喜する市民が街をカーネーションで飾り、兵士がカーネーションを銃口に挿したことから、「カーネーション革命」とも呼ばれています。
詳しくはこちら(↓)
自粛ムードの中、革命のお祝い
例年なら、革命記念日(現在は自由の日)のお祝いイベントやパレードがあるようですが、今年は非常事態宣言中とあって、基本的にはすべて中止。
大統領のスピーチや当時の映像などは、テレビで放送されていました。
うちの近所でも、昨日は家の中で音楽をガンガンかけて、騒いでいる人たちが目立ちました。
窓から革命の歌を合奏・合唱してお祝い(↓)
A "Grândola" foi à janela e até Marcelo se juntou
窓辺のフェスティバルとしてコンサートも開催(↓)
"Festival à Janela" projeta 25 de Abril e Mariza nas ruas de Almada
定食屋さんのおねえさんに会えた!
馴染みの定食屋さんの一軒、フレンドリーなおねえさんがお給仕してくれて、とても心地よい場所があります。
テイクアウトとデリバリーで営業しているので、昨日もサポートのためにランチを買いに行きました。今回3度目にして、はじめてお給仕のおねえさんと感動の再会!
「無事だったのね〜〜〜」と私と夫は大興奮でした。なのに、ポルトガル語なので、大したこと言えないのが歯痒い・・・。でも、気持ちは伝わったかな・・・。
美味しいランチをいただきながら、革命前のポルトガルに思いを馳せ、今の自由な生活に感謝しました。ウイルスの蔓延である意味不自由ではありますが、自分の意思で感染対策しているだけ・・・。自分の意思とは関係なく戦場に送られていた時代を思うと、文句を言うことはできません・・・。