ヤマザキマリ著『国境のない生き方』を読んで~防衛本能を鍛えて人生を好転させる
こんにちは!
かなり前に、ヤマザキマリさんの『国境のない生き方〜私を作った本と旅』という本を下記の記事をきっかけに紹介してもらいました(↓)。
紹介してくださった「今日も読書」さんのレビューはこちら(↓)
簡単に説明すると、14歳でイタリアへ渡り、極貧生活を乗り越えて、世界を渡り歩いた壮絶な人生の綴った一冊です。
その中で、私が特に印象に残ったヤマザキさんの言葉から私の人生のキーポイントを解説してみたいと思います。
逃げてもいいんだ!
この本の中で、ヤマザキさんは「やるだけやってダメなら場所を変える、逃げるのもいい」と書いています。
「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」 、「他人の目に映る自分は、自分ではない」など、ほかにも元気をくれる言葉はあったけど、私はこの「場所を変える、逃げるのもいい」が最も印象に残っています。
「逃げる」という言葉は、ネガティブに聞こえるかもしれないけど、私は逃げるべき人や状況、場所、逃げ時をうまく判断したことで、いろんなことが好転したのかな・・・と思うんです。
防衛本能が強い?
自己分析するに、私は防衛本能が強いのかな・・・と。
麻薬犬並みに毒に鼻が利き、自分を守るため、ヤバイ時はさっと離れる、逃げる。
おそらく多くの人は、頑張ってしまう状況でも、迷わず逃げる。耐性ができないうちに逃げてきたから、何度でも毒を嗅ぎ分けられる。
我慢して我慢して耐性ができてしまったら、感覚がなくなって心身が蝕まれていくから。
自分でも何が言いたいのかよく分からなくなってきましたが・・・。
素晴らしい人たちが人生の宝物
私は本当にいい人たちに恵まれています。夫しかり、家族しかり、友人しかり・・・。
でもそれって、自分がいろんな言動を取捨選択した結果だとも思ってます。だって、「人に恵まれてる」かって、とても主観的な基準だし、どう思うかは自分次第ですよね。
「愛と真実のある人」には擦り寄り、危険だと思ったら逃げる・・・これを繰り返してきただけ・・・。子供や動物みたいに、純粋に自分の心の「好き、嫌い」に従ってきただけともいえます。
ここまで書くと、なんかとっても身勝手で自己中心的な人のようですが、私、許容範囲はかなり広いです(それも主観でしかないですが・・・💦)。
結局、自分で決めれば納得できる!
好きな人にはとことん付き合う。万人に好かれようとは思わない。
やりたいことをやるだけやってダメだったら次へ行く。大事な人の理解は必要だけど、自分の人生に関わることを自分で決めて、納得するまでやったら、それだけでかなりしあわせです。
決めちゃえば、あとはやるだけだし、誰かにやらされたわけじゃないから、うまくいかなくても誰も責められない。しかも、やりたいことだから、結果がどうであれ楽しかったりする・・・。
そうすれば、人の夢も応援できる。いいことずくめですよね!