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小学校で担任の先生が教えてくれたこと

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ComfreakによるPixabayからの画像

 

こんにちは!

 

歳を重ねると、最近のことはよく覚えていないのに、幼い頃のことは鮮明に思い出したりするから不思議です。

 

ここのところ注目を集めているアメリカの若い女性政治家の記事を見つけました(↓)
courrier.jp

 

民主党の全国党大会で、演説する機会を与えられたけれど、それがたったの1分。どう捉えるかは人それぞれですが、彼女は小学校時代、貴重なことを学んでいたので、それを前向きに受け止めることができたようです。

 

答えは、小学2年生の時、先生が教えてくれた詩の中にありました。

 

 

永遠に値する1分がある

 

その詩がこちら。

 

I only have a minute.
Sixty seconds in it.
Forced upon me, I did not choose it,
But I know that I must use it.
Give account if I abuse it.
Suffer, if I lose it.

Only a tiny little minute,
But eternity is in it.

──Dr. Benjamin E. Mays

 

 

日本語訳つけてみました。

 

1分しかない

60秒あるとも言える

押しつけられただけ、選んだわけではない

でも活かさなければならない

粗末にすれば言い訳せねばならず

何もしなければ後悔するだろう

 

ほんのささいな、たったの1分

しかし、そこには永遠がある

 

 

まさに、彼女が直面していることを表したかのような詩ですよね!

 

これをツイッターに投稿したことで、小学2年の時、熱心に詩の朗読会をしてくれた教師と”再会”できたそうです・・・。

 

 

謝る勇気を教えてくれた

 

以前、人生で大切なことを教えてくれた中学時代の恩師の話を書きました(↓) 

www.realtabimosotabi.com

 

振り返ると、小学時代も先生の言動から、人生で大切なことを学びました。

 

例えば、小学校1、2年生の担任の先生。

 

私、今でこそ人当たりが良くなりましたが、小さい頃は本当に頑固で、納得しないと動けない性格だったんです。しかも、言葉で表現しないからタチが悪い。大人には「可愛くない子、憎たらしい子」と思われてました。

 

ある日、担任の先生が堪忍袋の緒を切らしたのでしょう。「明日から学校に来なくていい!」と言われ、さすがに落ち込みました。

 

夜、「教師としてあるまじきことを言いました。反省しています。明日からも元気に登校させてください」と親に電話があったそう・・・。

 

最近になって、「自分の言動を振り返る」、「反省する」、「謝る」ことの大切さが身に染みます。当たり前のようで実践するのは難しいことです。

 

 

表現することの楽しさを教えてくれた

 

小学校3、4年生の担任の先生は、今思えば、国語が専門だったのでしょう。

 

いろんな時間を利用しては、想像力、言語力、表現力を養うように導いてくれました。

 

例えば、「絵本を作る」。登場人物は、天狗と河童という設定で、あとは一から自分で物語を考え、挿絵を描き、絵本として仕上げる。それをまとめて、藁半紙にコピーしてくれる・・・。

 

作文や学級新聞はもちろん、詩や小説のようなものも書きました。今思えば、とってもレベルが高い授業ですよね!

 

そんな体験があったから、想像したり、表現したりする楽しさを知れたのだと思います。

 

 

ささいな言葉が誰かを傷つけることを学んだ

 

小学校5、6年生の担任の先生については、残念ながら反面教師的なことしか覚えていません💦

 

学級旗をクラス全員がデザインし、それを発表して多数決でどれがいいか選んだところ、私のが選ばれました。

 

担任は気に入らなかったようで、「5年生にしては、幼稚なデザインね」と言ったんです。今思うと、確かにデザインが良いというより、丁寧に色を塗っていたので、見栄えが良かったから選ばれた・・・。だとしても、私に対しても、選んだクラスメイトに対しても、侮辱的な言葉ではないでしょうか・・・。しかも、そんな風に感じる出来事が1回、2回じゃなかった・・。

 

また、母親がPTAから「本当にあの担任は失礼だ。教師失格!」と、怒りをあらわに帰ってきたこともありました。

 

当時、知能検査というものがあって、学力テストとは違い、同じ図形を選んだり、間違い探し的な感覚的な問題を解くテストです。

 

その結果を見て、「お宅の子が学年トップでした。まさか、この子が!?って驚きましたよ」って、うちの母親にぬけぬけと言ったそう。そりゃ、怒りますよね。

 

同時に、子供たちの何を見てるんだ?どういう言葉で子供たちに接してるんだ?と不安になります。幸い、私は、冷静な子供だったので、「こういう大人にはならないように気をつけよう」と思いました。

 

 

学ぶ楽しさ、人生の指針を教える仕事

 

こうして振り返ると、小中学校の先生には、いろんなことを教わりました。

 

教科書に載っていることも大事かもしれないけれど、小中学校時代は、「学ぶことの楽しさ」や「人生の指針になるようなこと」をひとつでも習得できたら大成功なんじゃないかな。

 

「やりたいこと」や「好きなこと」を見つけて、「幸せに生きること」が1番難しい・・・。

 

しかも、小中学校で、先生が説く言葉なんて、きっと子供たちは感覚でしか理解できていない。感覚的だからこそ鋭く深く刻まれるので、先生は、自らの生きる姿勢で示すことが重要なのではと思います。

 

 

幸せに生きるヒント(↓)

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