【アメリカ】おすすめTVシリーズ『クィア・アイ』
こんにちは!
私がアメリカに来たばかりの2000年代のエンターテイメントは、まだまだTVが主流でした。家にいるときは、かなりの時間を費やして、ドラマや料理番組、ゲームショーやリアリティーTVを観たものです。
お気に入りの番組の一つが『Queer Eye for the Straight Guy(クィア・アイ・フォー・ザ・ストレート・ガイ)』。「Queer Eye」は「風変わりな目(つまりゲイの視点)」、「Straight Guy」とは「ゲイではない男性」という意味。
『Fab5(ファブ・ファイブ)』と呼ばれるゲイのエキスパート5人が、ダサい男性たちを素敵に変身させるという内容です。
ゲイは素敵で仕事ができる人が多い!?
あくまでも個人的な意見ですが・・・
ゲイの男性はおしゃれで素敵な人が多い。学生のころ、モデルのような容姿のクラスメイトがいて、もちろん積極的な女性たちは彼を落とそうと必死だったのですが、誰にもなびかず。蓋を開けてみたらゲイ・・・というオチでした。
一般的にゲイのみなさんは美意識が高いため、髪型にしろ、洋服の着こなしにしろ、身なりをあまり気にしない一般男性と差がついてしまいます。
それに男性の強さと女性の繊細さを両方持っているイメージ・・・。
留学当初通っていた語学学校のステューデント・オフィスの方もゲイでした。私がアメリカの大学に合格できたのは、彼の細やかなサポートのおかげだと思っています。
また、ブラジル旅行の1週間ほど前、こんな会話もありました。
私「夏休み、友達に会いにブラジルに行くんだ」
彼「あらいいわね、ビザはもう取ったの?」
私「えーーーーー!?」
調べると、彼のいう通りビザが必要で(現在は免除)、すぐにブラジル領事館に行って、事なきを得ました。
オリジナルは、2003〜2007年放送
私がこの番組を観ていたのは、10年以上前。
ファッション、フード&ワイン、インテリアデザイン、グルーミング、カルチャーの分野で活躍する5人が「改造の必要な」男性の元へ行き、手ほどきして大変身させていました。
5人のキャラも可愛くて面白いけれど、センスの光るちょっとしたアイデアを教えてくれるので、いつも楽しみに観ていました。
新ファブ5が日本へ上陸!
2018年、リバイバル版『Queer Eye(クィア・アイ)』がNetflixで放送開始。
はじめは、オリジナル・ファブ5の印象が強すぎて違和感がありましたが、新ファブ5も個性的でかわいくて親近感が持てるようになりました。
感動するエピソードもたくさん・・・。
ちなみに、ファブ5のファブは、「Fabulous (ファービュラス)」の略。ものすごく素敵という最上級の褒め言葉です。
これが日本語訳では「ゲイ5」となっていて、ちょっと残念・・・。表現が露骨で、粋な感じが伝わりません。
とはいえ・・・新シリーズでは、水原希子さんや渡辺直美さんをゲストに迎え、日本での特別編も予定されているとか・・・。放送されるのが楽しみ!
通常盤の予告編はこちら(↓)
純粋でかわいい5人組です(↓)
「クィア・アイ」5人の友情は本物かを検証!| VOGUE JAPAN