人生で大切なことはみんなアメリカ生活で教わった
こんにちは!
最近、鴨頭嘉人さんのYoutube講演を視聴するのが日課になっています。
鴨頭さんは、ポジティブなメッセージをたくさん発信している講演家で、私が普段なんとなく思っていること、疑問を抱いてることをわかりやすく話してくれます。
その中ですぐにでも実践してみようと思ったのは、「成功するには、すでに成功している人の真似をするのが近道」ということ。
鴨頭さん自身、1冊目の著書『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』は、当時憧れていた香取貴信さんの『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』を丸パクリしたと公言しています。
なるほど・・・と、私も早速タイトルを真似させていただきました (^^;;
鴨頭さんの会社のモットーは「遊ぶように働く」。アメリカでも上手くいっている企業はみな「Work hard play hard(er)」を実践しています(↓)
誰でも真似できる!鴨頭流『プロフェッショナル 究極の働き方』
アメリカに来たから学べたこと
日本の学校で得た知識より、アメリカで苦労や失敗を重ねた経験こそが、血となり肉となり、人生で役に立っている気がします。
私の場合、日本では親の選んだ安全な道しか通ってこなかったので、人生で大切なことのほとんどはアメリカ生活で教わったといっても過言ではありません。
以下、私が考える人生で大切なことです。
自分を好きになる
自分自身の捉え方が、日本にいたころとアメリカで20年近く過ごした現在とでは、まったく変わりました。
「自分のしたいことを優先する」、「自分の考えを持つ」、「周りに合わせて自分を偽らない」。
アメリカで、人種、文化、宗教、生まれ育った環境の違うさまざまな人たちと出会い、自分らしく生きている彼らに影響され、「自分は他人と同じである必要はない」、「むしろ違ってて当たり前」、「なんならユニークな方が価値がある」と思えるようになりました。
ありのままの自分を受け入れることができ、今では自分が大好きです。そう思えるだけで、結構しあわせです。
本当に伝えたいことは伝わる
生まれ育ちも考え方も違うもの同士、家族であったって、言葉なしで分かり合えるはずがありません。
日本では、阿吽の呼吸とか、すべてを言わないおくゆかしさが求められるかもしれませんが、そんなの無理でしょ!
「自分の意見をはっきり伝える」、「相手の話をちゃんと聴く」は、お互い仲良くやっていくための最低限のマナー。それを怠って、よくわかりもしないのに、あの人はおかしい、ひどい・・・と、批判したり、悲しんだりするのはどうなんでしょう。
不思議なことに、違う言葉を話すもの同士でも、伝えたり理解したりすることはできるんです。それを身をもって体験しています。
どうしても伝えたいという思いと、なんとかして理解しようという思いさえあれば、世界じゅうどんな人とでも分かり合えます。
すべては自己責任
親がダメだと言ったから、先生が反対したから、友達に嫌われるから・・・。そんなことはすべて言い訳。アメリカに来る前の私がそうでした。
「自分のことは自分で決める」。
これにつきます。自分の行動に責任を持つ、自分の人生を生きられるのは自分だけ。
何か悪いことが起きたら、過去の自分をふりかえり、原因と思われることを改善。何も思い当たらなかったら、「ケセラセラ」と笑飛ばすもよし。
自分で決めたことなら、たとえうまくいかなくても納得して次に進めます。
失敗は多い方がいい
他人のことをとやかく言うのは容易い、自ら行動してこそ意味があります。
はじめての挑戦は怖いかもしれないけど、やってみたら意外と簡単だったり、楽しくなったり、大好きになったり・・・。
失敗しても問題なし。むしろ、失敗が多ければ多いほど、それだけ頑張った証だし、しあわせに近づいていると思うんです。
アメリカでは、必死に頑張ってる人、夢を語る人を、みんな本気で応援してくれます。だから、挑戦してみようと思えたし、失敗することも怖くなくなったのかな。
正解はひとつじゃない
アメリカでは、多数決で物事を決めるのが難しいです。
なぜなら、みんなそれぞれ意見が違うから・・・。100人いれば、100通り。
99対1の劣勢になっても、「でも、この部分は一理あるね」などと、誰かがかならず助け舟を出してくれます。
激しい議論になっても、さっぱり後腐れなし。喧嘩してるのかなと思ってる人たちが数分後に笑い合ったりして・・・。
良いことは照れもせず褒め合うし、考えが違ってもリスペクトしてくれます。
しあわせの形もひとつじゃないことを知りました。
強いからこそやさしくなれる
能ある鷹は爪を隠す・・・。
実力がある人ほど謙虚で、お金持ちな人ほど質素で、強い人ほど他人にやさしい。
ギャンギャン吠えているのは弱さの表れだって、みんな知ってます。
昨日の自分より少し強くなる。弱い自分と闘っていれば、いつかなりたい自分になれると信じています。