【カリフォルニア】転出する人が続出!その理由は?
こんにちは!
先日、テレビで興味深いニュースを見ました。
ここ数年、カリフォルニアから移転する人たちが激増し、人口が減少傾向だというのです。
その理由は、地震でも、山火事でもないそうで・・・。
生活が脅かされる理由とは?
調査に参加したカリフォルニア州民の53%が他州へ引っ越すことを考えているそう。
その理由トップ3がこちら
- 家賃の高騰
- 医療費の高さ
- 犯罪率の高さ
よくわかります・・・私たちも同じ理由でポルトガル移住を考えたわけですから。
「カリフォルニアは最高さ!もし、君が若くて野心家で、パパが家賃を払ってくれるならね」と皮肉を言う人もいます。
カリフォルニアからの移転を考えているのは、ミレニアル世代(1980年~2000年代前半生まれ)が最も多く、彼らは資産を築くのにもっとも不利な時代に生きているとのこと。
ホームレスが激増
みなさん、スキッド・ロウ(Skid Row)ってご存知ですか?
華やかにみえるLAの影の部分です。
スキッド・ロウは、リトルトーキョーから目と鼻の先。道を間違って、何度か運転中に迷い込んだことがありますが、ホームレスの数に圧倒されます。
明らかにドラッグ中毒や精神を病んでいる人たちが車道をふらふら歩いているので、すばやく通り過ぎることもできず焦りました💦
その異様な光景は、映画のセットにいる大勢のエキストラかと思うほど・・・。
留学生をホームステイさせている友だちは、「本当のLAを見せたる!」と、中国から来た女子学生をスキッド・ロウに連れて行き、ドン引きされたと言っていました。
そして、今、家賃の高騰にともない、ホームレスの数がどんどん増えているというのです。
人気の移転先は?
テキサス、アリゾナ、ネバダ、オレゴンなどが人気。
州税が高いカリフォルニアにくらべ税制面でメリットが大きく、地理的に近いこれらの州が好まれるようです。
また、カリフォルニアでの暮らしについて、調査に参加した60%の人が「未来への希望」より「昔のほうが良かった」と答えました。
若い人が希望を持てない感じがどこか日本と似ていますね。
時代は「カリフォルニア・ドリーム」改め、「テキサス・ドリーム」なのかもしれません。
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