【アメリカ】うまくハグできない~在米19年にして理由が発覚!
こんにちは!
週末、友達とランチをしました。その後、彼女の家へ行き、ご主人とも少しおしゃべりして、別れ際にふたりとハグ・・・。
ん?まただ・・・私は違和感を感じました。
19年もアメリカに住んでいるというのに、実は私、ハグがうまくできないんです!
そして、その理由が発覚!いったいどういうことでしょう?
基本的ハグのルール
私が考えるアメリカでの基本ルールは以下になります。もちろん、個人差や地域差はあると思います。
1)誰とでもハグするわけじゃない
ビジネスの場面でのあいさつは、握手(handshake)が普通。例えば、同僚、上司、部下、取引先の人などとハグすることはまずありません(セクハラとみなされます)。
あるとき、仕事で失敗して泣きそうになっていたら、上司(女性)にハグされたことがあります。女の私でも、ちょっと引きました・・・💦
また、友達の恋人や伴侶とのハグも迷うところです。どれだけ近しい関係によりますね。初めて紹介してもらったときは握手にとどめ、カップルそろって付き合う仲になったら、ハグするようになる感じです。
2)男性は“待ちの姿勢”が無難
相手が女性の場合、男性は気を使いますよね。
友達と呼べるほど仲が良ければ別ですが、知り合い程度なら、男性はその女性の様子をうかがうのが無難。
相手の女性が手を広げて、ハグの態勢に入ったらこころよく応じればいいし、両手を下におろしたまま棒立ちしている女性に、男性からハグしていくのは、なんかがさつな印象です。
グループでの集まりなら、まわりの男性がどうしているかを観察してもいいかもしれません。
3)相手によってハグを使い分ける
家族でも伴侶でもない異性に抱擁なみの「ぎゅーー」をするのは、ルール違反。不快感を与えたり、勘違いされたりしかねません。
通常、友達同士なら、肩や背中に手をまわして「きゅっ」とハグする程度。
男性同士なら、握手してから距離を縮め、お互い肩や腕をポンポンするイメージ。仲良しなら、ぐっと胸をぶつけ背中ポンポンです。
ハグをうまくできない理由が発覚!
さあ、ここからが本題です。
ハグって、お互いの頭の位置が右か左にずれますよね。
うすうす気づいてはいたんですが、私、誰かとハグをするときに、顔の位置取りが悪くて相手と同じほうへいってしまいがちなんです。
その理由にやっと気がつきました!
私、少数派の頭を自分の右に寄せるタイプだったんです。だから、左に寄せる大多数の人とは息が合わない・・・💦
なぜ、私は右サイドなのか?
私が少数派なのでは・・・という疑問がわいたとき、ある仮説がうかびあがりました。
「夫が左利きだからではないだろうか・・・?そして夫とのハグの形が私のデフォルトになってしまっているのでは・・・?」と。
夫とハグしてみました。自然とお互い右サイドに頭が寄ります。試しに左サイドにしてみると、どこかしっくりきません。
やっぱり!!!おぬしのせいだったか!!!
なのに、「俺は、今までハグでどんくさい状況になったことないけどね」と鼻で笑います。
それはそうでしょうよ!相手が女性だったら受け身だろうし、男性だったら右手で握手からの流れだから、自然に左サイドに引っ張られます!
本当に左サイドが多数派?
利き手とハグの関係をネットで調べましたが、「左利きの人はハグしづらいときがある」と、少しだけ触れているものはありましたが、残念ながらはっきり書いているものは見つかりませんでした。
一方、左脳・右脳の働きにより、感情的なときほど左サイドのハグになり、そのときの気分によって左右が入れ替わるという研究をまとめた記事がありました。
なんですと!?
納得できず、Google Imageでハグの画像を片っ端から見てみると、やっぱり左サイドがほとんどです。
そんな中、貴重な一枚を発見(↓)
念のため、「Obama hugs」で検索すると、オバマさんのハグ画像が大量に出てきて、確認すると、ほとんどが左サイドでした💦 残念ながら、私の「左利き右ハグ説」を証明できず・・・。
上の写真はきっとポスターのデザイン&演出で、右サイドになったんでしょうね💦 普段は相手に合わせるだろうし・・・。
これまでぼーっと生きてきましたが、今後はハグをする際、どちらが多いか統計を取ってみたいと思います!
そして気まずい状況にならないよう、相手の動きに合わせていきます!