【リストラから1週間】時折、涙が出てきます・・・
夫がリストラされてから一週間ちょっとが経ちました。
永遠に続くのではと思われる長く息苦しい時間・・・。
あまり食欲がなく、ワインを飲む気にもならず、眠りが浅い1週間でしたが、やっと現実を受け入れ、将来のことを考え始められるようになりました。
性分でしょうか・・・ずっと落ち込んで暗い気持ちでいることができません。「どうにかなるさ」と思ってしまいます(思いこもうとしているだけかもしれません)。
それでも不安からか、時折、涙が出てきます・・・。
精力的に活動する夫
夫は、失業してすぐ、精力的に動き始めました。スキルアップのための勉強と仕事探しです。その精神力、集中力には目を見張ります。
ポルトガル移住を考える前に、経済的安定が先決と思っているようです。
私も、早起きして副業を模索しています。どんなにつらくてもブログだけは、毎日続けようと決めました。
週末、夫婦でバーベキューパーティーに招待されていましたが、そんな気になれず、事情を話してキャンセルしました。
翌週には、女子会の予定があります。夫は「楽しい時間も必要だから行っておいで」と言います。リフレッシュして明るい気持ちになりたいのと、夫もひとりの時間が欲しいかと思い、出かけることにしました。
勇気づけてくれる人たちがいる
女友達に夫の失業を報告。大げさに驚きもせず、根掘り葉掘りつっこみもせず、私が話したいことだけをだまって聞いてくれるのがありがたかったです。
そして、たわいもない話をして笑っているうちに、「なるようになるさ」という気持ちが大きくなりました。ケセラセラです・・・。
ほかの友達もみな「君たちなら大丈夫だよ」と口をそろえて言ってくれます。
夫の友達は、リモートの仕事を募集している会社を紹介してくれたり、ランチに誘ってくれたり・・・。
趣味仲間の一人は「俺もそろそろ仕事探さなきゃ」なんて・・・ 彼が無職だったんなんて誰も気づかないくらい明るくて、夫も元気をおすそ分けしてもらっていました。
日本のお義父さんからも「なんなら帰ってこい!」と電話があり、「そっか、私たちには帰る場所があったんだ」と、心が軽くなりました。
私たちは何がしたいんだろう?
そうはいっても、厳しい現実を前に、夫はしょっちゅうため息をついています。これまで味わったことのない不安と焦燥感にさいなまれているのでしょう。
「俺たち、これからどうなるんだろう?」、「ポルトガルに行けなかったら悲しいな・・・」という彼のつぶやきを聞いて、ふと思いました。
私たちは、いったい何がしたいんだろう?本当にやろうと思えば、たいていのことはできるはず!
だからこそ、これを機会に、自分たちが今、本当にしたいこと、人生における優先順位を考えるべきじゃないかって・・・。
それによっては、どこで、どんな仕事を探すのかも変わってきます。きっと私たち、試されてるんですね!
*これは数か月前に書いた記事です。公開するかどうかずっと迷っていましたが、夫の後押しもあり、シェアすることにしました。