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【ロサンゼルス】無料じゃないフリーウェイにご注意!

有料道路はどのレーン?

こんにちは!

 

先日、不覚にも交通違反をしてしまいました💦

 

交通違反といっても、駐車違反、信号無視、スピード違反、一時停止違反などいろいろ・・・。

 

罰金ほどばかばかしいものはないので、普段は細心の注意を払っているのですが・・・今回は、不注意極まりない失敗でした。

 

 

フリーウェイがフリー(無料)とは限らない 

 

アメリカの高速道路は、通行料がかからないところがほとんどで、もちろん、ロサンゼルス界隈もそうなのですが、一部、有料道路(Toll Road)や有料レーン(Express Lane)が設置されています。

 

ちなみに、フリーウェイのフリーは本来無料という意味ではなく、信号や交差点がないという意味のフリーだと聞いたことがあります。

 

有料道路や有料レーンは、オレンジカウンティーなど郊外に集中しており、ロサンゼルスの中心部にはなかったのですが、数年前に、ダウンタウンとロサンゼルス港を結ぶ110号線と、ダウンタウンから東に延びる10号線の一部に有料レーンができました。

 

LA有料レーンマップ

LA有料レーンマップ

 

これらのレーンが有料化される前は、カープールレーン(Carpool Lanes)と呼ばれ、カープール(2または3人以上の乗り合い)の車両は無料で通行することができました。

 

 

昔の記憶がよみがえってしまった

 

最近、歳をとったなと実感するのが、昔のことほどよく覚えているが、最近のことはさっぱり???なこと・・・。

 

そんなこんなで先日も、両親を乗せて、ダウンタウン付近の渋滞するフリーウェーを走行中、ふと10年以上前の記憶がよみがえり、「そうだ、カープールレーンが使えるじゃん」と思ってしまったんです。

 

そのフリーウェイでカープールが廃止され、有料レーンに移行していたのは認識していたのに、気が付いたときは後の祭り。有料レーンから降りられないところまで来ていました。

 

しょうがない!無理して事故になるより、どうするかは後で考えよう・・・。

 

 

お金を払わず課金場所を通過したら・・・

 

有料道路(Toll Road)には、ごく稀に出入り口に人のいる料金所がありますが、ほとんどの場合、トランスポンダー(Transponder)と呼ばれる小さな物体をフロンドガラスにつけて走るだけで、自動的に課金されるシステムになっています。

 

日本のETCのように課金を確認してバーが上がるのではなく、トーリングポイント(Tolling Point)を走り抜けただけで、トランスポンダーが反応し、課金、反応しなければ、車両の写真が撮影され、後日、車の持ち主に請求書が届く仕組みです。

 

以前、夫の友達でポリスをしている人が「トーリングポイントを100マイル(約160キロ)以上で通過したら、写真には写らない」と言っていたことが頭をよぎりましたが、両親を乗せて、そんな危険を犯すことはできません💦しかも、すでに改良されていて、バレたらさらに罪が重いし・・・💦

 

フリーウェイでは、無用に車を止めることもできないので、私は、普通にトーリングポイントを走り抜けるしかありませんでした💦

 

すると後日・・・。

 

 

意外と良心的!?

 

案の定、下記の請求書が送られてきました。

請求書

 

場所と日時に加え、ご丁寧に写真まで載せてくれています。確かに私の車です💦

 

請求額は、有料レーン代95セントと罰金25ドルの合計25.95ドル(約2,860円)。「あら、意外に良心的な価格💛」なんて思っちゃいました。

 

なぜなら、LAで駐車違反を取られたら、70ドル以上はするし、交通違反(Moving Violation)なら、200〜900ドル程度です。

 

よく考えたら交通違反をしたわけではなく、不運にも私有地に迷い込んだみたいなものですもんね。

 

救済措置として、「アカウントを作ったら、罰金は免除します」と書かれてありました。一瞬迷いましたが、クレジットカードを登録したり、すぐ解約することを考慮して、素直に満額支払うことにしました。

 

みなさんも、アメリカで運転するときは、有料道路に迷い込まないよう気をつけてくださいね。グーグル・マップには「有料道路不使用」の設定があるので活用されるとよいと思います。

 

 

ややこしい看板に気をつけて

 

実は何度か駐車違反のチケットをもらったこともあります💦

 

ロサンゼルスは本当にわかりにくい。郊外では、路上駐車し放題のところも多いのですが、LA中心部はそうはいきません。時間や曜日、許可書(Permit)の有無など、いろんなルールがあります。

 

駐車ルールのサイン

サインがいくつもあるけど、どういうこと???

 

上記のように、複数のサインがあるところはまず停めない方が無難。私もいつになっても解読できず、わからないときは停めないことにしています。

 

多少高くついても、専用の係員が車を預かってくれるバレーパーキング(Valet Parking)や公共の駐車場(Public Parking)を利用する方が安全です。

 

道端でも、パーキングメーターがついているところなら、利用できる時間がはっきり表示されているのでわかりやすいと思います。