誰にブログを読んでもらいたいですか?
こんにちは!
突然ですが、みなさんは、ブログを家族やお友達にも読んでもらっていますか?
私はこれまで、いくつかのブログを書いてきましたが、家族や友人にその事実を告げたことはありません。なんだか、こころの奥底を見られるようで恥ずかしいのです。
それに、これまでのブログは、自分の記録用としての役割が大きく、誰かに読んでもらう目的では書いていませんでした。
それでも、公開していると、それを見つけてくれる誰かがいて、ネットの世界でお互いの素性は定かでないにしろ、こころが通ったようなコミュニケーションがあったりして、それがブログの醍醐味でもあるわけです。
実は私、はじめてリアルの友だちにブログのことを伝えたんです。
離れていても一番近い友だち
彼女は同じ大学に通った親友で、社会人になってからは、お互いに遠くに暮らしていますが、人生の節目節目で相談にのってもらったり、愚痴を聞いてもらったり、夢を語ったり、甘えたりしてきました。
私の故郷にも何度も遊びに来てくれ、彼女の実家にもかなりお世話になりました。
私がアメリカに住むようになってからも、日本帰国の際に会うのはもちろん、現地集合現地解散で、一緒にヨーロッパを旅行したこともありました。
印象的な出来事があります。2002年日韓ワールドカップのとき、彼女はチケットが手に入ったと私を誘ってくれたんです。
私、そのときすでにアメリカに住んでいたのにですよ!すごくないですか!そんな貴重なチケット、普通近くにいて確実に来てくれる人を誘いそうなものなのに・・・どんだけ私のことが好きなんだ?って感じですよね💛
すごくうれしかったです。もちろん、緊急一時帰国しました💦
学生時代をともに過ごしているので、彼女しか知らない私の恥ずかしい過去もありつつ・・・、さらに、いい大人になってからも、帰国時に新婚さんの新居に押しかけ、一週間も泊めてもらい、ご主人にまでお世話になるという・・・大人らしからぬ姿もさらせる、とても親しいかけがえのない友人であります。
自分のことをわかって欲しいから
その彼女に、ブログを見てほしいと伝えました。
自分でも少し驚きました・・・。あ、はじめてだ・・・って。
今、私は人生の岐路に立っている自覚があります。夫とポルトガル移住を決意し、新たなステージに向かって、あらゆる困難を乗り越えていこうと・・・そして、その先には、現在地に留まっていては得られない貴重な経験としあわせが待っていると信じています。
アラサーで渡米した私が、突然アラフィフで「ポルトガルに移住します!」となったら、彼女には突拍子もなくうつるだろうな・・・と。そこで、これまでの経緯や私の葛藤や奮闘をわかってほしいと思い、ブログを読んでもらうことにしたわけです!
日米で離れているし、それぞれの家族や仕事があるので、年に数回テキストやメールで会話するのがやっとです。
だったら、このブログを見てもらうのが手っ取り早い!
彼女、すぐに読んでくれました(涙)。
しかも、おもしろいと褒めてくれました(号泣)。
さらに、「“LAに興味ない”って言った日本の友だちって私のことだよね⁉」というツッコミもいただきました。
おーっと!これだから、リアル世界の人にブログを読ませるのは危険です💦
でもね、「LA興味ない!」と言い切っていた彼女が数年前に遊びに来てくれたんですよ。
私が渡米して、15年くらいしてやっとです。うれしかった~。
そして、私のブログを読んで、「NYよりLAのほうが良かった。価値観が変わったから、それもブログに書いてみて」と提案してくれたんです。
LAのどこが良かったか聞くと、「海辺のレストランとか、ヨーロッパとは違う街並みとか・・・」って。それ正確にはオレンジカウンティーって、ちょっと郊外なんですけどね。
そして、「あの頃、ストレスたまってた私を温かく迎えてくれたから(LAが好きになった)」とのこと。
これまた、うれしいこと言ってくれるじゃないですか!
そうなんですよね、旅って、結局どう時間を過ごしたかで、そのときの自分のコンディションや天気や食べたものや出会う人によって同じ街でもまったく違った印象になる・・・。
だからこそ、彼女が「楽しかった」と言ってくれるのは、最高の褒め言葉です。
このブログを読んでくれるみなさまへ
そして、もう一つ言いたい!
このブログを始めて、誰かに読んでもらえるよろこびをひしひし感じています。はじめて、読んでもらうことを意識して書き始めたブログですが、実際に、スターやブックマークをいただいたり、温かいコメントを見ると、そりゃまあ飛び上がるくらいうれしくなります。
また、みなさんのブログを読ませていただいて、新しい発見があったり、共感したり、笑っちゃったり、癒されたり、勇気づけられたり・・・。毎日、自分の世界が広がっている気がします。
ネット上のやりとりって、よく炎上なんてことを聞くので、ネガティブな印象がありましたが、勇気を出して飛び込んでよかった・・・。
そして、これからも、食べるの大好き、お酒大好き、旅行大好き、楽しいこと大好きなみなさまと時空を超えてつながれたらうれしいです。
今後ともよろしくお願いします・・・。