イタリア料理を学ぶ(2)前菜編
こんにちは!
前投稿の続き、イタリア料理についてです。
私は、月一回のお料理教室で、前菜、パスタまたはリゾット、メイン、デザートの4品を教わっていました。
4年半にわたる教室を通してわかったのは、イタリア料理にはいくつかの鍵になる食材があるということ。
そして、それらが『旨味』の素になっているということです。日本料理でいえば、だしに当たりますね。
完成したお皿の上では、はっきり確認できないこともあるけれど、料理の味の要になっているのは、玉ねぎ、セロリ、にんじん、ニンニク、アンチョビ、鷹の爪。
ワイン、ブイヨン、ケッパー、ビネガーもときには重要な役割を果たします。
トマト、イタリアンパセリ、オリーブオイルは、主役級ですね!
先生のレシピでは、これらがバランスよく重なり、上品な味わいに仕上がります。個性の強いニンニクやアンチョビもほんのり香る程度。
何だかよくわからないけど、美味しい! でも簡単!そんなレシピがほとんどでした。
今日は、私のお気に入りの前菜を紹介します。
嫌いなにんじんが美味しくなるサラダ
にんじんをチーズおろし器で“しりしり”して、少量のワインビネガー、オレンジの皮をむいて一口大に切ったもの、オリーブオイル、イタリアンパセリ、塩コショウと混ぜれるだけ。
米酢など家にあるお酢で代用可だし、オレンジを剥くときに出たジュースも一緒に混ぜると甘くてさらに美味しくなります。
私はにんじんがあまり好きではないのですが、これならいくらでも食べれちゃう。
ワインのお供にクロスティーニ
1つ目は「イチジクと生ハム」、2つ目は「ドライトマトとクリームチーズ」のクロスティーニ。
スライスしたパンをこんがり焼いて、好きな具材をのせるだけのクロスティーニは簡単だし、ワインのおつまみにぴったり。
先生のレシピでは、イチジクはバターで焦げ目をつけるように焼き、アニスリキュールで香りづけしたので、レストランみたいな味がしました。
イチジクは生のままでも私は好きです。ドライトマトがなければ、プチトマトにバジルでもいいかも・・・。
シンプルな海老のサラダ
シンプルなサラダですが、大好きで家で何度もリピートしました。
白ワインを加えたお湯で海老を殻付きのまま茹で、レモンジュースに皮をおろしたもの、ニンニク少量、オリーブオイル、塩コショウを混ぜたドレッシングでルッコラと海老を和えるだけ。
組み合わせがいいのか、いくらでも食べられます。
ふっくらサクサクのフリッター
衣は、小麦粉と炭酸水を入れかき混ぜ、アンチョビとイタリアンパセリのみじん切りを加え、混ぜ合わせたもの。
炭酸水を使うことでサクッと揚がり美味しいです。
先生は、衣に塩コショウで味付けしていましたが、私は揚げたものを味見してから、塩コショウを加えています。
デザートじゃないよ!
ツナ、ケッパー、アンチョビ、イタリアンパセリをフードプロセッサーで撹拌し、酢漬けの丸とうがらしに詰めて、最後にオリーブオイルをかけるだけ。
マイルドな辛味と酸味がちょうどいいです。
クリームチーズと生クリームをなめらかになるまで混ぜ合わせ、チャイブと塩コショウで味を整えます。
それを美しく切った(どうやって切ったか忘れました💦)洋梨の上に盛り付けるだけ。
一見、デザートのようですが、最後にオリーブオイルを垂らして、前菜としていただきました。
大掛かりなので再現せず💦
イースター料理として習いましたが、市販のパイ生地を使っても、手順が多く、ちょっと大掛かりで、私は家で作るのを断念した一品です。
先生が作ってくれたのは、綺麗で美味しかった〜〜〜。
以上、お気に入りのイタリアン前菜でした。
次回は、パスタ&リゾットをご紹介します。
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