【リスボン】昔ながらの市場「Mercado」で買い物してみた
こんにちは!
今日のリスボンは雨と風がひどい1日でした。どうやら、ポルトガル全域が低気圧に覆われているようで、浸水や通行止めなどの被害がある地域もあるようです。
ニュースを見ていても、何を言ってるのかざっくりとしか分からないのがつらい・・・。
さて、今朝、雨が降り始める前に、「Mercado」という昔ながらの市場へ行ってきました。
結構寂れてる・・・
昔ながらの市場は、リスボン市内にもいくつかあって、1番有名なのは、『Time Out Market』に併設されている『Mercado da Ribeira』。
私の家から徒歩15分圏内にも、二つの市場があります。
今日行ったところは、月曜から土曜の朝7時から午後2時まで営業。
午前8時すぎ到着すると、市場の3分の1くらいしか出店しておらず、残りの部分はがらーんとしてしていました。
天候が悪いからか、空いている時間帯なのか、お客さんも数えるほどしかいません。
商売が成り立っているのか心配になってしまいました。
やさしい笑顔の八百屋さん
いつもスーパー( Supermercado)で買い物しているのですが、今日はここで買うと決めていました。
スーパーと違い、お店の人と話さないと買い物ができないし、なんとかポルトガルの人とコミュニケーションをとりたい。でも、ちょっと緊張・・・。
ポルトガルの人たちは商売っ気がないというか、向こうからはほとんど話しかけてこないので、こっちから行かなくてはいけません・・・。
そんなとき、「ボンディーア」と笑顔を見せてくれた八百屋さんがいました。
オーブン焼き用の野菜を購入
私が「ボンディーア」と近づくと、ポルトガル語で話しかけてきてくれました。どうしよう・・・全然わかんない・・・と、「私、ポルトガル語勉強中で、よくわかりません」と言うと、おじさんもやばいと思ったのか、おばさん(奥さん?)を呼んできました。
おばさんにも同じことを繰り返すと、これまた笑顔で「そんなこと気にしなくていいのよ(Não faz mal, não faz mal)」って・・・。もう野菜と果物はすべてこの店で買おうって思いましたよ。
そこから、知っている限りのポルトガル語を駆使して、おばさんにはオーブンで調理するのに適した美味しい野菜を訊き、おじさんにはぶどうを2種類試食させてもらい・・・最終的に写真のものを買いました。
子豚の丸焼きに興味津々
お肉屋さんも何軒かあったので、豚の骨付き肉をオーブンでローストしようかなと考えていました。
しかし、調理済みを売る店を発見。
できるだけ楽したい気持ちが湧き上がり、誘惑に負けてしまいました。
「二人分くらいの量をください」と言ったつもりだけど、伝わったかな・・・。
こちらの店のお姉さんも素敵でした。
結果、今日のランチは・・・
野菜をすべて切り、オリーブオイルと塩胡椒をまぶして、オーブンでロースト。調理済みの豚をスライスして、パンを添えてランチにしました。
なす以外はまあまあ。おばさんがおすすめしてくれた紫のにんじんが食感がパリッとして、しかも甘くて1番美味しかったです。
豚肉も塩気が効いていて、柔らかい。ワインがあったらより美味しくいただけたかも。
そして、オレンジとぶどうが最高に甘い!ちょっと遠いけど、スーパーばかりではなく、また市場へ行こうと思いました。
参考までにこちらは『Time Out Market』に併設する『リベイラ市場』(↓)