【リスボンより】メリークリスマス(Feliz Natal)(2)
メリークリスマス!
みなさんはどのようなクリスマスをすごされましたか?
ブログやSNSにアップされている美味しそうなご馳走を眺め、うっとりしておりました。
ロサンゼルスにいた頃は、クリスマスイブは毎年素敵なレストランでディナーをしていましたが、夫が日本企業に勤め、朝型生活を送る今、イブの夜間外出は難しいのです。
というわけで、今年は、24日のランチタイムにポルトガル伝統のクリスマス料理を作りました。
クリスマスイブはバカリャウ
ポルトガルでは、イブは伝統的にバカリャウ(塩漬けの干し鱈)を食べるそうです。っていうか・・・しょっちゅう食べてるんじゃ・・・クリスマスもやっぱりバカリャウ!?期待を裏切らないポルトガルです!
語学学校の先生は、クリスマス休暇を家族揃ってフランスで過ごすそうで、お母さんがスーツケースにバカリャウを詰めようとして困ると言っていました。「洋服が魚臭くなっちゃうから、マジやめてほしい!でも、これ、ポルトガルのお母さん“あるある”なのよ」って。
お母さんとしては、どこにいても家族に美味しいバカリャウを食べさせたいと真剣なんでしょうね。
うちのバカリャウランチ
本来、塩漬けの干し鱈を2〜3日かけて水で戻してから調理するのですが、私は大きなバカリャウを買って、時間をかける勇気がなく、すぐに調理できる状態になったものを買いました。
ニンニクの香りを付けたオリーブオイルで蒸し焼きにしただけですが、鱈についている塩気と旨味だけで美味しくいただけました。
ポルトガルのクリスマスケーキ
クリスマスにどんなスイーツを食べるかも気になりますよね。
王道は、ドーナツ型のケーキに、カラフルな砂糖漬けのフルーツをあしらった王様のケーキ(Bolo Rei)。
華やかできれいだけど、砂糖漬けのフルーツは甘すぎという人のために、ナッツ類をあしらった女王のケーキ(Bolo Rainha)もあります。
さらに、揚げドーナツ(Sonhos)や、フレンチトースト(Fatias Douradasまたは Rabanadas)も定番のクリスマスデザートです。
我が家では、デパートの食品売り場で、女王のケーキ(チョコレート)と、フレンチトーストを購入しました。
クリスマス当日は・・・
ちなみに25日は、七面鳥(Peru)を食べるそうです。丸焼きとはいかないので、切り身を買ってきました。
どのように調理するかは・・・ノープランです💦