【ポルトガル】リスボン生活、2020年3月14日現在・・・
こんにちは!
3月2日に初めての感染者が確認され、3月14日現在、ポルトガル国内の感染者数は169人まで増えました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、いよいよポルトガルでも大きな対策が取られることになりました。
その内容は主に・・・
- 学校閉鎖
- ジェロニモス修道院など観光地の閉鎖
- イベント自粛・中止
- ディスコ・バーの閉鎖
- モールやレストランの人数制限 など
これにより、私たちの生活にどんな影響があったか記録しておきたいと思います。
2020年3月10日(火)
感染者数:41人
午前中、語学学校へ。いつもと変わらず。
午後、眼科クリニックへ。半数くらいのスタッフがマスク着用。帰りにスーパーマーケットで食品調達。混み具合、品揃えなど、いつもと変わらない様子。
2020年3月11日(水)
感染者数:59人
午前中、銀行へ。道すがら、ブック・マーケットが開催されていたり、いつもと変わらない街の風景・・・。
午後、語学学校主催のツアーで修道院を見学。参加者は10人程度。旧市街では、人気の28番トラムはいつものように満員など、特に変わった様子なし。
ツアーを引率した先生から初めてコロナウイルスについて言及あり。「この後、飲みに行く?リキュールでウイルスを消毒するのがポルトガル流よ!」。
ツアーからの帰り道で、マスクをした男性とすれ違う(街で見かけるのは初めて)。
2020年3月12日(木)
感染者数:78人
午前中、語学学校へ。一人の生徒がマスクを着用。少しざわつく・・・。
帰り道にある薬局がいつもより混んでる。マスクをしている人もちらほら。
午後、マットレスクリーニングの業者が来る。作業終了後、コインランドリーで布団やシーツを乾燥機にかける。
トイレットペーパーが3ロールしかないことに気づき、夫がスーパーに買いに行くと、1種類しか残ってなかったと、4ロール入りを2つ買ってくる。ちょっと焦る・・・。
2020年3月13日(金)
感染者数:112人
数多くのレストランはフェイスブックなどで、人数制限や手洗い・消毒液の用意があること、テイクアウトを提供していることなどを強調。
ランチの約束をしていた友人から、朝、「今日会っても、ハグなしね!」とメッセージが来る。「キャンセルしようか?」と提案しようかと迷うがしなかった。
待ち合わせのレストランはメトロを使うと20分のところ、地下鉄に乗る気になれず、35分以上かけて徒歩で向かう。街の様子は変わらず。レストランで食事する人たちもそれなりに多い印象。
楽しくランチをして帰る。帰り道、スーパーに寄ると、品揃えが激減、いつもより混雑、店員は棚に物を並べるのに忙しそう。残り少ない棚からトイレットペーパーを購入。さらに焦りが増す・・・。
夕方、翌日会う約束をしていた友人から今から会えないかと連絡あり。彼は、アイスランド在住で、1週間だけの滞在中。国境封鎖の噂もあることから予定が変更になることも踏まえ、その夜会うことに。
1年半ぶりの再会で思わずハグ(軽め)。テーブルが2つだけの小さめのレストランへ。店内には私たちも合わせて10人以上の客がいた。ペティシュコシュとグリーンワインをいただきながらおしゃべり。楽しかった。翌日はビーチに行こうと約束する。
2020年3月14日(土)
感染者数:169人
朝、友人から連絡があり、「ニュースを見ているうちにアイスランドに帰れるか心配になってる。家族や他の友人からの意見もあり、外出を控えることにする。二人も十分な食糧を買って、家にいた方がいい」とのこと。残念だが、終日外出を控える。
夫が出席するIT系のワークショップがオンライン開催へ変更される。
夫が来週ランチを約束していた友人に延期を提案。
夫が通っているスポーツ施設でのパデル・クラスが無期中止になる。
学校閉鎖により、私の語学学校も来週よりオンラインクラスへ移行すると連絡あり。
リスボン市内のレストランで自主的に営業停止を発表する店がちらほら。
窓から外を覗くと、いつもより人通りが少ない気もするが、いつもと変わらないようでもある。
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