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マインドフルネスのすすめ〜生きるのが楽になった!

静かに座っている一人の男性

こんにちは!

 

ついに退職する旨を上司に伝えました。

 

予想に反して(?)仕事がやりづらくなりました(苦笑)。

 

あと2週間、心穏やかに、できるかぎりのことをして去ろうと思います。

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生きるのが楽になった! 

 

心が乱れているとき、頭がぐちゃぐちゃのときは、メディテーションがおすすめです。

 

幸運なことに、私がメディテーションと出会ったのは、もう10年前になります。メディテーション→マインドフルネスという概念を知ってから、大げさに言えば、生きるのが楽になりました。

 

パワハラ上司から逃れ、フリーランスになって時間ができたとき、自分の心身を見つめるため、ヨガ・スタジオに通い始めたのがきっかけです(↓)。

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ありのままの自分を受け入れることから始めよう!

 

そのスタジオはオープンしたばかりで、まだ生徒さんがあまりいませんでした。

 

そこで出会ったのがデーバ先生。彼は、若いながら達観したところがあって、ヨガだけではなく、こころの栄養になるようなことをたくさん教えてくれました。

 

「人には優しくできるのに、自分に優しくできないのはなぜだろうね」とか、「ありのままの自分を受け入れることが大事だよ」とか、「他人とくらべないで。昨日の自分より少しだけ前に進もう」とか・・・。

 

当時は、少しぽっちゃりしていて、先生のように美しくポーズが取れない自分を疎ましく思っていました。そんなこころを見透かしているように、やさしい言葉で励ましてくれました。

 

毎日、デーバ先生のクラスに通ううちに、徐々に変化が起きます。身体が締まってきただけではなく、少しずつ自分に自信が持てるようになりました。

 

 

メディテーションとの出会い

 

私が通っていた早朝のクラスにはいつも生徒が3〜5人。通常1回のクラスに30〜40人いることを考えれば、かなり恵まれた環境でした。

 

毎日欠かさずやってきたのが、フィットネストレーナーを目指していたタイラー君、元プロ野球選手のライアン君と私の3人。

 

ある朝、私たち3人だけのヨガルームを見て、デーバ先生がニヤリ。

 

「今日は、予定を変更して、メディテーションをしてみようか」。

 

私は興味津々だったけれど、ほかの二人はどうなんだろう・・・と思っていると、アスリートの血が騒いだのか、タイラー君とライアン君の方もやる気満々でした。

 

 

ひたすら呼吸を数える

 

メディテーションという言葉は聞いたことがあったけど、それが何なのか、どうやって行うかはまったく知らず・・・すごいものを想像していたのですが、意外にもその実態はとてもシンプルでした。

 

デーバ先生が最初に教えてくれた方法は、「呼吸を見つめる」こと。

 

頭の中で「1、2、3、4、5、6」と息を吸って、「1、2、3、4、5、6」と同じ長さで吐く・・・それだけです。

 

「なあんだ、簡単じゃん!」と思ったのは最初だけ。

 

同じペースで呼吸を続けることが実はとても難しいのです。なぜなら、こころが過去や未来をさまよって、気が散ってしまうから。

 

 

現在(いま)に集中する練習

 

1セッション5分や10分とそれほど長い時間ではないのに、気が散るどころか、じっと座っていることすらできない現実・・・。

 

「現代人には常に動いて生産しなければならない強迫観念みたいなものがあるよね。一見何も生み出さないように見えるメディテーションを練習すれば、現在に集中する(マインドフルネス)能力を高めることができるんだ。僕たちは、過去の後悔や未来の不安に対しては何もできない。でも「今ここ」で持てる力を100%発揮できたら、すごいことができると思わない?」とデーバ先生。

 

私たち3人は目を輝かせて、夢中でメディテーション&マインドフルネスに取り組みました。

 

 

五感を研ぎ澄ます

 

呼吸に始まった練習方法は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚とパワーアップしていきました。

 

視覚の回では、鏡の前に座り、ひたすら自分の顔を見つめました。アラばかりが目について、正直キツかった。弱い心が浮き彫りになった気分でした。

 

嗅覚では、かすかなアロマオイルの香りにクンクン、その方向を探る・・・。

 

味覚では、フリスクをひとつ舌の上に置き、溶けていく状況を観察・・・。

 

聴覚では、マイケルジャクソンの歌を聴きました(↓)。

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触覚の回では、「メディテーションの最中、背中がかゆいって思っても、無意識に引っ掻いちゃだめ。背中がかゆいぞ、どの辺だろう、少し我慢してみよう、かゆい部分に意識を集中させたらどうなるだろう、やっぱりかゆいから、じゃあ手で掻いてみよう・・・そんな風にすべてを意識的にやってみよう」とデーバ先生。

 

 

夫婦ケンカが減った!

 

この「すべてを意識的にやる」という考えは、とても役に立っています。

 

それまでは、「嫌なことを言われた→ムカつく→言い返す」だったのが、「嫌なことを言われた→なぜこの人はこう発言して、自分は嫌だと感じたんだろう→さっきの私の行動が原因かもしれない→理由を聞いてみよう」と冷静に分析できるようになりました。

 

もちろん、冷静でいられないときもあります。でも、無意味な夫婦ケンカはだいぶ減りました。

 

また、「感情が高ぶると呼吸が乱れる」から、「呼吸を整えると感情が落ち着く」ことも学びました。

 

職場で「きーー〜ぃ!」と激昂しそうになったときは、深呼吸&マインドフルネスで気持ちを落ち着けるとトラブルになりません。

 

そうそう、テレビでやってきましたが、味覚に意識を集中して食べると、少しの量で満足するので、マインドフルネスはダイエットにもいいらしいですよ。