夫のように強くやさしい人になりたい
こんにちは!
こころに余裕がないと忘れがちですが、今日は夫に感謝してみようと思います。
いつもわがまま言って、甘えてばかりいますが、ときには頼ってほしい・・・。そう思ってもらえるような強い自分になりたいです。
理想の男性像は父親?
幼いころから、良くも悪くも強い父親を見てきました。頑固で、変わりもので、一度言ったら人が何を言おうと聞かない・・・しかも、自分の考えが正しいと思い込んでいる節がある・・・本当にたちが悪いです。
でも、家族へそそぐ愛情はすごかった・・・。そして、あけすけなほど正直でまっすぐな人です。
そんな父親の影響でしょうか、私は男性に強さを求めるようになりました。
健康や体力、腕力もあったほうがいいけれど、信念があるとか、芯が強いとか、言動が一致しているとか・・・そういう強さです。
そんな基準で男性を観察しているから、若かりしころ、恋の熱にうなされるなんてこともほとんどありませんでした。
新しい価値観を教えてくれた
夫とは長い間、年に数回、グループの会合で顔を合わせる程度の関係でした。
饒舌ではないけれど、ひとりぽつんとしている人にすっと寄って行ったり、かと思えば、上下関係無視で年上の人に大口をたたいたり、ときには一人になりたいような素振りを見せたりして、天真爛漫なネコのような人だなという印象でした。
出会いから数年後、共通の友人を通して距離が近づき、おつきあいすることになりました。
彼は、私とは真逆で「自分がこうしたい」ベースで行動している人でした。最初はかなり振り回されました。というか、私が確固とした自分を持っていなかったので、そう感じたんだと思います。
彼が飾らず気を使わず彼自身のままでいてくれるから、私も私のままでいられる・・・。慣れてくると、だんだん居心地がよくなりました。
互いの独立心と意思を尊重する関係です。
私を強くしてくれる人
スノーボードに行ったときのことです。
うまくすべれない私に付き添って、彼は熱心に指導してくれました。でも、私は、彼だって思いっきり滑りたいだろうに、私に付き合ってくれて申し訳ないのと、どうせ滑れるようにならないだろうし、疲れて諦めてしまいたい気持ちから「私は大丈夫だから、上行って滑ってきて」と提案。
てっきり「オッケー、じゃあ行ってくる」と返ってくると思いきや・・・。
「俺のことはいいから。もう少しちゃんと滑れるようになるまでがんばろう。ここで諦めたら後悔するぞ」とぴしゃり。
彼は私の弱いこころを見透かしているようでした。
その後も私を滑れるようにしたいと、彼のほうが一生懸命なくらい・・・。
最終的に、中級者コースならゆっくりカーブを描いて降りてこれるようになりました。
一緒に滑りながら、「な!楽しいだろ!!!」という、彼の満面の笑顔が忘れられません。
結婚を決めた理由
一緒に過ごす時間が長くなるほど、「この人はやっぱりすごい」と思うようになりました。
いつも自分ができることに集中して、他人を咎めることはない。
天真爛漫だけど、論理的でフェアです。
彼は、もし今持っているものすべてを失っても、また自分の力で這い上がってこれる人だ・・・なんとなくそう感じました。
そう、私の求めていた強い人だったんです。
あーーー、舞い上がって、何を書いているんでしょう・・・私。
大変失礼いたしました💦💦💦