唯一の後悔!?子どものいない人生
こんにちは!
今日は少し重めの話です。
何歳になってもやりたいことはできると気づいてから、これからの人生が楽しみでワクワクしますが、ひとつだけ後悔していることがあります。
それは子どもを産まなかったこと・・・。
40代半ばを過ぎた今、ほぼ不可能な夢です・・・。
夫の遺伝子を残こしたい!
「子どもを産まなかったことを後悔している」というののは少し語弊がある気がします。
子どもを産まないことを自ら選択したわけではないし、子どもを授かるかどうかは自分たちではどうにもできないことでもあります。
また、単に子どもが産みたかったというより、夫と私の分身に会ってみたかった、夫の遺伝子をこの世に残したかったという方が正しいです。
夫のご両親にもなんだか申し訳ない気持ちです。
結婚するのがやっとだった
夫とは20代後半で出会い、30代半ばで結婚しました。
彼も私も、頭でっかちのところがあって、考えて考えて納得しないと前に進めないタイプ・・・。
極度のマリッジブルーを経験。婚約破棄まであと一歩というところまで追いつめられましたが、周りの人たちのサポートで持ちこたえた・・・。
当時、結婚するのがやっとで、子どもを持つことは考えられませんでした。でも、振り返ってみると、すでに30半ばだったのだから、もっとちゃんと人生を計画すべきだったのかなと思います。
体外受精も試してみました
40代になってはじめて、「妊娠・出産はもう難しいかもしれない」と焦り始めました。
念のため検査もしました。結果は二人とも問題なし。ドクターは自然妊娠もできなくはないけど、41歳という年齢を考慮すると可能性は5%程度とのこと。
親しい友達が体外受精で子どもを授かったので、私たちも一度だけ挑戦することにしました。
本当に子どもが欲しいかは正直わからなかったけど、後悔したくなかったから・・・。
いろんな薬を飲んだり、自分でお腹に注射したり、定期検診に行ったり・・・そのことで頭がいっぱいになりました。
採卵、体外受精、胚移植・・・。クリニックはいつも子どもが欲しい女性で溢れていて、ベイビー工場のラインに乗ったような流れ作業に疑問を抱きながらも、全行程を終了。
一度だけの体外受精、再チャレンジはせず
胚移植から着床検査までの数週間、心臓が口から飛び出しそうなくらいドキドキ。検査のとき、看護婦さんに「あなたの心臓の音がこっちまで聞こえるわ」と驚かれました。
赤ちゃんもそんな頼りないお母さんのもとに生まれるのは不安だったのかな。
残念ながら妊娠には至りませんでした。
一度の採卵で複数の胚を培養できるので、胚移植に再度チャレンジすることもできましたが、一度だけと決めていたので、再チャレンジはしませんでした。
周りには、体外受精や人工授精を何度かして、子どもを授かったカップルが結構います。中には、代理出産までして子どもを持った人たちも・・・。
それを考えると、私たちはそれほど子どもが欲しかったわけではないのだと思います。
どこか大人になりきれない?
守るべき存在がいない私は、子どもと一緒に成長したり、強くなったりする機会を失ったのではと感じています。
大げさに言えば、人類に貢献できてないのでは・・・と。
一方で、自由で気ままな人生を謳歌しているのも事実。
夫との関係も恋人同士のころとなんら変わらず・・・。ほとんど喧嘩することがなくなったので老夫婦みたいでもあります。
でも、ふとしたとき思うんですよね。子どもがいたら、どんな人生だったのかな・・・って。