LA発ワイン旅-パソロブレス・上級編
初級編・中級編に続き、カリフォルニア・セントラルコーストのワインカントリー・パソロブレス(Paso Robles)のワイナリー・上級編を紹介します。
あくまでも、「飲みやすい」「どんな食事にも合いそう」「玄人受けしそう」など、私の基準でワイナリーを初・中・上級に分けております。ご了承くださいませ。
上級編で紹介するのは、こちらのふたつ・・・。
Tablas Creek Vineyards
かわいいヤギさんたちがお出迎えしてくれたタブラス・クリーク)です。パソロブレスにローヌスタイルのワインを広げた先駆者だそう。フランス・ローヌ地方にもシャトーを所有し、連携することでクオリティーを高くキープ。さらに、ヤギやアルパカを飼うなど、完全オーガニックのワインを生産しているのです。
(総評)フランスのシャトーと提携し、並々ならぬ努力で完全オーガニックを実現、熱狂的なファンも多いことから、間違いなくクオリティーの高いワインをつくっているのだと思います。
しかし、私には新しすぎた・・・。Grenache Noir, Mourvedre, Counoiseなど、初めて聞くぶどうからつくられたワインだからか、酔いが回っていて舌がマヒしていたのか・・・とにかく、わかったのは「私には早すぎた」ということ。もう少し、時間をかけて、いつかその価値がわかるようになりたいです。
ちなみに、Mourvedreを日本語のウィキペディアでは、「ムールヴェードル」と記載していますが、フランス人は「ムヴェー」、アメリカ人は「ムヴェードル」のように発音していました。IKEAの「イケア」、「アイキア」状態・・・全然通じません!
Diablo Paso
もうひとつは、メキシコ人のワインメーカー、ディアブロ・パソです。スペイン系のブドウを使ったワイン造りにこだわり、名称もスペイン語なのでユニークです。
(総評)こちらは、パソロブレスの中心地にテースティングルームがあり、ほかのワイナリーにくらべて営業時間も長いので、立ち寄りやすいです。
Tempranillo(テンプラニーリョ)やAlbarino(アルバリーニョ)など、スペイン系のワインは口当たりがよく飲みやすいものが多いような気がします。
パソロブレスの王道ではないかもしれませんが、ワイン自体はクオリティーが高いので上級者枠でご紹介しました。普段の食事と一緒に飲みたいワインです。
その他、パソロブレスおすすめワイン