【リスボン】ポルトガルはおおらかだなぁ @ LX Factory
こんにちは!
先日、語学学校が毎週主催する課外授業(Cultural Activity)へ出かけました。
私にはクラスメイトがいないので、友達を作る機会でもあるし、ちょっと(いやかなり)重い腰を上げて待ち合わせ場所に向かいました。
集合時間は午後3時。全員が揃うのにどれだけかかるんだろうと興味津々(絶対遅れると思っている私・・・)。
結果は・・・?
講師が1時間以上の遅刻
記念すべき語学学校の初日、同じように初日を迎える生徒さんがもう一人いました。
彼女はフランス人で、ポルトガル語は話せないけど、スペイン語やイタリア語を話せるのでほとんど理解できるということで、私とは違い上級レベルのクラスでした。
私は早々に先生と合流し、レッスンを始めたのですが、彼女を担当する講師は1時間以上遅刻してきたそうです・・・。
後日、「大丈夫だった?」と訊くと、彼女は「もし、フランスだったら、絶対許せないと怒り心頭だけど、ここはポルトガルだからしょうがない・・・気長に待とう、って思ったわ」って。
ちなみにその彼女、日本へも旅行したことがあって、京都と高野山と広島が特に良かったとのこと。「言葉が通じなくて大変だったでしょう」と言うと、「基本的な日本語は覚えて行ったから全然大丈だったよ」ですって・・・頭が下がります。
ツアー開始は40分遅れ
私はほぼ時間通りに集合場所に到着。それらしき人たちはまだいなかったので、その辺で写真を撮ったり、様子を見ながらトイレに行ったりして10分ほど時間を潰しました。
そうこうするうちに一人の女性に「〇〇学校の人ですか?」と声をかけられ、15時からずっとゲートの辺りにいた人でガイドさんでした。
付き添いの先生は遅れて参加するとのこと、参加者4人中2人とは合流したんだけど、一人が落とし物をして探しに行っているとのことでした。
しばらく二人で話をしていると、4人目がやってきました。そして3人で話を続け、2人が結局落とし物が見つからなかったと肩を落として戻ってきたのが15時35分すぎ。
ツアーが始まったのは、40分遅れでした。
この時点で私は、「やっぱり遅れたよ!」と少しだけイライラ。でも、みんなが楽しそうなので、すぐにネガティブな気持ちは忘れました。
私だけがラテン系言語を話さない💦
この日のメンバーは、ポルトガル人のガイドさん、ポルトガル語の先生が遅れて合流、生徒は、先のフランス人、ドイツ人、ペルー人、私と6人。全員女性でした。
ペルー人はもちろん、フランス人とドイツ人の女性もスペイン語が話せます。みんな私には英語と簡単なポルトガル語で話してくれたので、孤独は感じませんでしたが、時折、いくばくかの劣等感に苛まれました💦
この日のメンバーは全員日本文化に興味があったり、日本語を学んだことがあったり、折り紙や柔道など日本の知識があったり、私の名前もすぐ覚えてくれてうれしかったです。
『LX Factory』おすすめです!
この日のアクティビティー会場『LX Factory(エル・シーシュ・ファクトリー)』は、工場跡地を再開発した施設。レストランやカフェ、バー、ショップ、デザイナーやアーティストのアトリエやビジネスオフィスが集まっています。
実は、夫と一度訪れたことがあり、その時はメキシコ料理とアイスクリームを食べただけでしたが、今回はいろいろ見応えがある場所を発見できました。
以下、写真で紹介します。
おしゃべりが止まらない
このツアー&アクティビティーを通して感じたのは、ポルトガルはカリフォルニアにくらべて時間の流れがゆっくり・・・。
ガイドさんは遅れてきた生徒を笑顔で待ってくれるし、ツアーもみんな自由な感じ。でも、それが心地よいです。
しかしながら、夕日を見に行ったルーフトップバーが長かった・・・。
みんなで写真を撮ったり、連絡先交換したり、おしゃべりしたり・・・。何も注文せずに居座ることにも抵抗があったし、途中で「私、先に帰るね」って言いそうになりました。
そうこうするうちに、そろそろ帰ろうとなったけれど、そこからまた長い。誰かが何か言うたびに盛り上がって、なかなか前に進まないという・・・。
ポルトガル人の二人も仕事とはいえ、やさしく微笑みながら見守っている・・・。
歩いて数分先の地下鉄の駅へたどり着くのに30分以上かかる、フランスのおばちゃんを思い出しました(↓)
かなり疲れていたので、早く帰りたい一方、こんなやさしくておおらかな人たちと仲良くなりたいという思いが強くなりました。