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【ポルトガル移住】リスボン生活が始まった場所にお別れ

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こんにちは!

 

長期契約のアパートに引っ越して約2週間。インターネット環境も安定し、昨晩、鍵の返却のためにエアビーアンドビーを訪れました。

 

「俺たちのポルトガル生活はここから始まったんだな」と、夫も感慨深げです。

 

心臓破りの坂の上にあり、毎日息を切らし、鼓動がバグバグして辛かったけど、地元住民しかいないような本当に静かな場所でした。

 

 

始まりの場所にお別れ 

 

考えてみれば、このエアビーアンドビー、辛い思い出の方が多いかもしれません。

 

リスボンに到着したときは、風邪と疲労で体調最悪だったし・・・(↓)
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しかも、このエアビー、いつも寒くて湿っていた・・・。暖房は気休め程度(↓)

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でも、大家さんのルイスは本当にいい人。彼が移住後初めてちゃんと話したポルトガル人。いつも先回りしていろんなことを教えてくれ、やっぱりポルトガルの人って親切・・・と、イメージ通りでした。

 

最後も、私たちがポルトガル語を必死に勉強してること、ポルトガルでおすすめの旅行先について、ルイスたちが今度アイスランドに旅行へ行くこと、ヨーロッパとアフリカにしか行ったことがないということ、いつか日本やアメリカへも行きたいことなど、いろいろ話しました。

 

 

徒歩1分だったおじちゃんの店

 

エアビーに住んでいた頃は、おじちゃんの定食屋さんまで徒歩1分、毎日、前を通るたび、私はおじちゃんたちやおねえさんに手を振っていました。

 

ここ2週間はエアビーに物を取りに来ることもあったけど、これからはそれもなくなり、ちょっと寂しい・・・。

 

もちろん、これからもランチに来ようと思いますが、心臓破りの坂を登らなくてはならない・・・💦

 

昨晩、帰りがけに定食屋さんの前を通ると、おじちゃんが店の前に立っており、私たちに気づいて車道を渡ってこっち側の歩道に来てくれました(涙)。

 

 

実はおじちゃんは二人いた

 

詳しく説明していませんでしたが、いつもの定食屋さんには、いつも給仕してくれるツンデレおじちゃん(実は英語ができる)と、ときどきお客さんの様子を確認しに奥から出てくる笑顔おじちゃん(ポルトガル語のみ)、二人のおじちゃんがいます。

 

昨晩会ったのは笑顔おじちゃんの方。ツンデレおじちゃんは、私が手を振っても良くて片手を上げてくれるぐらい・・・気づかないフリもざらです・・・💦

 

笑顔おじちゃんが、「よう、こんばんは。元気かい?おいらは元気だよ。そんな厚ぼったいコート着て、寒いのかい?見ろよ、おいらは半袖だぜ。スイスやノルウェーにくらべたら、ポルトガルの冬なんて大したことないだろ」と言っているのは理解できました。

 

でも、それ以外いろいろ言っていたのは理解できず・・・伝えたいことも全然言葉にできない・・・(涙)。

 

夫と二人、やっと言えたのは「ポルトガルを勉強しています。いっぱい話せるようになりたい。ここのご飯はいつも美味しい」のみ・・・。

 

そうそう、名前は聞くことができました。笑顔おじちゃんの名前は、アントニオ。私たちも名乗ったけど、伝わったかな・・・。

 

 

商売上手なんだから・・・

 

私たちと話している間も、近所の人に声をかけたりして・・・さすが笑顔のおじちゃんです。

 

そして、別れ際、私が「Até a próxima(じゃあ、次回ね)」と言うと、「Até amanhã(明日だろ)」と笑顔。

 

社交辞令は好きではないので、「Não amanhã(明日は無理)」と否定。あぶない、あぶない・・・。

 

しかし、屈託のない笑顔に思わず「Até a proxima semana(じゃあ、来週来るから)」と言ってしまいました。もう、商売上手なんだから・・・。

 

帰り道、「来週、食べに来るって言っちゃったよ」と私。「しょうがないな、じゃあ来よう」と夫。

 

来週また、おじちゃんたちの店で美味しいものにありつけそうです☺️

 

そして、もっとポルトガル語を学んでいろいろ話そうと誓う私たちでした・・・。

 

 

定食屋のおじちゃんシリーズはこちら(↓)

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