【ポートランド】全米一に輝く日本庭園(Portland Japanese Garden)
こんにちは!
父と二人、ポートランドの名所のひとつである日本庭園(Portland Japanese Garden)へ行ってきました。
母と夫も誘ったのですが、二人はあまり興味がないようです・・・。
以前、友人が誘ってくれたのに駐車場が満車で入園できなかったこと、父が「ポートランドの日本庭園は素晴らしい!」と絶賛していたことに加え、あわよくば紅葉したお庭が見れたらいいな・・・と思い、やってきました。
ちなみに、MAXのブルーまたはレッドラインのWashington Park駅から、無料のシャトルが出ています。
開園直後が狙い目
前回の失敗もあり、今回は午前10時の開園に合わせて家を出ました。10時過ぎに到着したにもかかわらず、一番近い駐車場はすでに満車。道路を挟んだ反対側に停めました。
北米一に輝く日本庭園
1958年、ポートランドが札幌と姉妹都市になったのを機に、日本文化への理解を深める活動の一環として「造園計画」が始まりました。
1963年、造園家である東京大学の戸野琢磨教授が設計し、1967年に開園。
以来、56年間、9代に渡り、日本人造園家が庭園の管理責任者(Garden Curator)を務めているそうです。
日本庭園は成熟するのに何百年もかかるところ、西洋的手法を取り入れたことで短期間で発展、アメリカの専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』で、北米の日本庭園ナンバー1に選ばれました。
ナンバー1もすごいけど、アメリカに日本庭園の専門誌があるのも驚きです・・・。
オレゴンらしさもありつつ・・・
灯籠や石、砂利、木材などは、日本から運んだようですが、草木に関してはすべてポートランド近郊にあったものを使っているとのこと。
ボランティアの方が「戸野先生自ら、ドライブして一般家庭の庭先に生えていた木を寄付してくれるよう頼んだんですよ」と教えてくれました。
オレゴンらしい大きな樹木(Douglas Fir)や、山の地形をそのまま生かしているのもユニークです。
晴れた日は、マウント・フッド(オレゴン富士)がきれいに見えるそうですが、この日は残念ながら曇っていました・・・。
季節ごとに訪れたい日本庭園
5.5エーカーの中に、枯山水があったり、茶室があったり、滝があったり、鯉のいる池があったりと飽きずに廻れます。
ところどころにベンチや休憩所があるのもうれしい・・・。
紅葉は始まったばかりで、見頃は10月下旬から11月上旬とのこと。これまた残念!
春には、花が咲いたりと、季節ごとに訪れてみたいと思いました。
以下、2019年10月上旬の様子です。
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