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週末どたばたキャンプ

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こんにちは!

 

私の住む南カリフォルニアは、年中穏やかな気候で、海も山もわりと近いので、冬は、朝サーフィンして、午後からスキーなんてこともできちゃう、アクティブな人にとっては天国のような場所かもしれません。

 

海にも山にもほとんどいかない私のような人もいますが・・・💦

 

それでも、年2回くらいは自然を感じられる場所へ行くようにしています。どんなに、面倒でも、海や山へ行くと、ポジティブなエナジーをいただき、普通の週末では味わえないほどリフレッシュできます。

 

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今回は、週末を利用してお友達家族2組とキャンプに出かけました。近くに湖があることを知り、夫が釣りもしたいというので、私たちだけ寄り道して、お友達とはキャンプサイトで合流しました。

 

片道2時間ほどのドライブで、午後2時頃、湖に到着。狙うは、ニジマスです。もちろん、私は見てるだけです。夫は、みんな(総勢10人)に大きな魚を食べさせてやりたいとはりきっていました。

 

いやな予感しかしません・・・。彼はいつもそうやってはりきりますが、私は一度も彼が魚を釣り上げた姿を見たことがないからです。

 

釣りを始めて一時間ほどは、静かなものでした。まわりにも釣り人がたくさんいましたが、釣り上げている人はいなそうでした。

 

これは、いつもの感じだ・・・。これまで、3回ほど釣りに付き合いましたが、いつも静かに始まり、なんの興奮もないまま終わりました。釣りって何が面白いんだろうと疑問に思う始末・・・。

 

とあきらめかけた時、「おお、引いてる!」

 

竿がしなっています。リールをまわすと、糸の先にお魚がくっついており、パチパチ跳ねていました。「これが釣りなのね~~~」。初めて目の前で魚が釣られるのを見ました!

 

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30センチほどのニジマス(レインボートラウト)でした(写真はイメージ)。

 

私はほっとし、彼は大喜び。一匹じゃ足りないと、「せめてあともう一匹釣りたい」と粘りましたが、時間切れ・・・。残り8人は都合により、5時過ぎにしか来れないので、私たちが夕食の用意をすると約束していたのです。

 

5分ほどドライブして、キャンプサイトに着きました。

 

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そこで事件が起きました!

 

なんと、私たちが予約・料金支払い済みの場所に、すでにキャンプファイヤをし、ビールを飲んでいる輩(50代くらいのご夫婦)がいたのです!

 

(でたよ~~~、アメリカ人!)

 

私たちは戸惑いながら、レンジャー(係員)を探すことに。本部に行くと、『巡回中』のサインが・・・。

 

ただ、手をこまねいているわけにもいかないので、直接輩たちに「ここの番号は、私たちが予約してるはずなんだけど」と伝えると、

 

「あら、本当?それはおしいわね。だって、予約済みってサインなかったわよ。さっき、レンジャーにも会って、許可もらってるし。見てよ、私たちもう“始めちゃってる”から、今さら撤収したくないのよね、わかるでしょ。そういえば、あっちの方に空いてる場所あったわよ。ついてきて、案内してあげるから」とおばちゃん。

 

(おっしゃる意味がまったくわからないのですけど・・・💦)

 

ホテルを予約して、フロントで言われた部屋にいったら、見知らぬ人がバスローブでくつろいでいた、その上、勝手に「空き部屋へ案内するから、そこに泊まれば!」みたいなことですよ。

 

もう、頭の中は???です。

 

もっとわからないのはうちの夫。私が必死で輩を追い出そうとしているのに、「せっかくキャンプ来てるんだから、みんなで助け合おうよ」とか言い出して、

 

おばちゃんと一緒になって他のグループと交渉し始めるではないですか!?

 

結局、15人くらいの団体さんの場所に、使っていないテーブル(備え付け)とキャンプファイヤーのピットがあり、「それ使っていいわよ」っていうことになりました。

 

(でも、なんで予約して料金も支払ってる私たちが人様の場所を借りて、輩たちが私たちの場所を我がもの顔で使っているの???)

 

しかも、おばちゃんたら、「ビール一緒に飲まない?」、「よかったら、私たちの隣にテント立ててもいいわよ」ときたもんだ。

  

(出たよ、アメリカ人!!)(2回目)

 

自分たちの非道を棚に上げて、いい人ヅラするのかい!こういう人、本当多いです。全米オープンでのセリーナ・ウィリアムズを思い出しました。

 

その横で、おじちゃんは「うちらが退けるべきじゃないか?」と小さな声で言っているのを私は聞き逃しませんでしたよ。

  

その頃には、私も疲れ果てもうどうにでもなれって感じで、この人たちもダブルブッキングされた被害者なのかもしれない・・・くらいに思い始めていました。

 

その後、事件はあっけなく解決します。

 

レンジャーが私たちのところに来て、「奴ら、追い出したから26番使っていいわよ。大体、タダで使おうなんて、図々しい!」とのこと。

  

(予約してないどころか、お金も払わず、あんな大きな態度って!出たよ、アメリカ人!!!)(3回目)

  

輩二人はトラックに荷物を積んで、そそくさとその場を立ち去りましたとさ。

 

そして、何も知らないお友だち家族が到着。楽しい夕食の時間となりました。

  

彼が釣ったニジマスを塩胡椒でこんがり焼いていただきました。美味しかった〜〜〜。

  

メインはカレー。大人数で、しかも自然の中でいただくカレーは格別です。

 

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その後は、ひたすらキャンプファイヤーを囲んでおしゃべり。マシュマロを焼いて食べたり、あったかい紅茶を飲んだり、気温は10度以下で結構寒かったけど、楽しかったです。

 

星も綺麗だったしね〜〜〜。

 

テレビも携帯もインターネットもない時間って、すごく貴重です。

 

久々にアメリカ人と闘ったのも、いい思い出になることでしょう・・・💦。

 

 

(注意)アメリカには本当にいい人もたくさんいるのでハッタリ系輩ばかりではありません。誤解のないように、よろしくお願いします。

 

 

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