【結婚記念日】マリッジブルーとサプライズウェディングを振りかえる
こんにちは!
この度、結婚12周年を迎えました。
自分たち自身の努力もさることながら、両親をはじめ、家族や友人のサポートあってこその12年だと思います。
「結婚はいいものだよ」、「夫婦ケンカは悪いことじゃない」、「親しい中にも礼儀あり」などなど、私たちの周りに、賢明な言葉と姿勢で導いてくれた先輩ご夫婦がたくさんいてくれたおかげです。
当初は息苦しくてパニックになることも多かったですが、今では二人でいることがしっくりきます。もちろん100%ではないけれど、相手のこころが読めるようになり、しなくていいケンカは避けられるようになりました。
結婚って何なんでしょうね?
幼いころから、私はかなり頭でっかちでした。
「どうして?なんで?」と、みんなが普通にやっていることを納得しないとできない・・・。タチの悪い子供です。
結婚も同じ。一緒に暮らしてるのと、結婚するのは何が違うんだろう・・・。明確な答えが欲しかった・・・。
ましてや、大勢の前で愛を誓う結婚式なんて・・・自分が主役になるのも恥ずかしいし、責任が重すぎて絶対無理だとも思っていました。
今感じるのは、結婚は家族になる安心感なのかなということ。血のつながりはないけれど、血より濃い関係になるというか・・・究極の運命共同体。そんな気がします。
サプライズからのマリッジブルー
婚約しても結婚しないカップルって結構います。破局したわけではなく、婚約状態(内縁関係)を続けるっていう・・・。アメリカだからでしょうか。
当時すでに一緒に暮らしていましたので、私たちがそうなることを心配したのか、婚約から約半年後、お義父さんがサプライズで結婚式を用意してくれました。
表向きは「みんなでハワイへ行こう」という趣旨だったので、サプライズ企画を聞いたときは青ざめました・・・。
こころの準備が・・・💦
夫も心ここにあらずの状態に陥り、コミュニケーションが取れない状態が続きました。
こんなんじゃ、結婚式なんてできないとハワイ行きをキャンセルすることも検討。
「心の準備ができないなら今キャンセルしたほうがいい」と言う私に、「それはちょっと待とう」と心なく答える夫。
つらすぎて家出しました。
藁にもすがる思いで占い師の元へ
普段は「占いはエンターテイメント」とたかをくくっているのに、そのとき私はサイキック(占い師)の友達に助けを求めました。
彼のことは好きだけど、不安定な気持ちのまま結婚していいとは思えず、どうすべきかわからなかったんです・・・。
すると彼女は遠くを見つめながらひとこと。「あなたたち結婚してるよ」って。
「あ、そうなんだ・・・。私たち結婚してるんだ・・・(現在形!?) 」と妙に納得する単純な私。
彼からも「帰ってきてほしい」と電話があり、数日後家に戻りました。
結婚した途端、憑き物がとれた
それでも何か腑に落ちないままハワイへ飛びました。
ホテルへ着くと、すぐにウェディング会社の人が迎えに来て衣装選びへ。
かわいいウェディングドレスを試着してたら、楽しくなってきました(またもや単純な私)。
家族だけの小さな結婚式だったので、式当日もリラックスムードのまま終了。
憑き物がとれたように気持ちが軽くなりました!夫も笑顔!
私は一体何に怯えていたんだろう・・・という感じ。
ハワイマジックでしょうか?
結婚式は楽しい!
あれから12年・・・今にいたります。あのとき、ハワイをキャンセルしなくて本当に良かった。
家出の最中、私を泊めてくれて、夫が心配しないようにこっそり知らせておいてくれた友達や、背中を押してくれた占い師の友達に感謝です。
結婚式なんて、しなくていいと思っていたけれど、きれいな格好して写真を撮ってもらって、祝福してくれる人たちに囲まれるのは悪くない・・・。
それどころかとても幸せでした。
きっと自分たちだけじゃ結婚式なんてしなかったと思います。
粋な計らいをしてくれたお義父さん、本当にありがとうございました!