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【ポルトガル移住】中国人と間違われちゃった!

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こんにちは!

 

海外に住むと避けては通れない、「私は何人?何者?」問題・・・。

 

その国の言葉や文化を習得して、かつ母国への自信と教養も身につけて、自らのアイデンティティーを確率するには、時間がかかります。

 

ポルトガル語で思うように話せない今、自分をわかってほしいのにうまく説明できない、どうコミュニケーションをとったらいいかわからない状態・・・。

 

アメリカでは、自分をオープンにしてなんでも話さないと始まらない文化だったけれど、ポルトガルは奥ゆかしいコミュニケーションが好まれるのかな・・・と思ったりして。

 

そんなとき、私の弱い心を突くような出来事がありました。

 

 

自分たちの成長に涙・・・ 

 

エアビーから歩いていける範囲内にお気に入りのレストランが3つあります。

 

そのうちのひとつ、日替わり定食が5ユーロで、ちゃきちゃきとポルトガル語のみで気持ちの良い接客してくれるおばちゃんと、カウンターの中で静かに微笑んでいるおにいさんがいるお店があります。

 

正直、お料理はまあまあだけど、どことなくほっとする雰囲気があり、ときどき行きたくなります。これまで、3、4回は訪れているし、私たち以外はいかにもローカルの人のようなので、異質な私たちのことは覚えてくれたかな・・・なんて。

 

この日は、注文の際、おばちゃんが言ってることがすべて理解でき、スムーズに答えられたことがうれしくて、右も左もわからなかった1か月前を思い出し、夫婦で涙ぐんでいました。

 

私はいつもカウンターのおにいさんにも声をかけるようにしています。例えば「こんにちは」とか、「このデザートの名前は?」とか些細なことなんですけど・・・。彼は少し英語も話すので、困ったときの助け舟でもあります。

 

 

手渡されたスマートフォンに驚愕!

 

帰り際、いつものようにおにいさんの元へ。調子に乗って、おばちゃんが連呼していたフレーズの意味を訊いたのですが、全然わかってもらえず・・・。

 

一生懸命理解してくれようとしたのですが、どうにもならず、「ここにタイプして」って、スマートフォンを渡されました。

 

見ると、Google翻訳が「chinês(中国語)⇄português(ポルトガル語)」になってるではないですか!!!

 

思わず「You know what!? I don’t speak Chinese(言っとくけど、私、中国語話せないから)」と言うと、お兄さん、マジ驚いた顔で「You are not Chinese!? Then where are you from?(えーーー、中国人じゃないの!?じゃあ、どこ出身なのさ?)」だって。

 

「Japão(日本だよ)」と答えると、ピンときてない様子・・・。

 

そうこうするうちお店が混んできたのと、なんだか気まずくなり、そのままその場を立ちさりました。

 

機会をうかがって、今度ちゃんと説明しようと思います。

 

 

追い討ちをかけるように「ニイハオ!」

 

同じ日、歩道のテーブル席に座っていたグループの一人が通りすがりに「ニイハオ!」と声をかけてきました。

 

がーん、まただ!

 

彼らはポルトガル語でも英語でもない言葉を話していたので、外国人か最近移住してきて人たちだと思います。

 

「ニイハオ」と応えるのも変だし、「日本人です」って言うのもどうかと思うし、こんなとき、みなさんならどう反応しますか。

 

私は聞こえなかったフリが精一杯なんですけど、どうするのが一番スマートなのかなっていつも考えます。

 

相手も悪気はないって思いたいし・・・。

 

 

同士に見られるのはウェルカム

 

ロサンゼルスでも、日本人以外に間違われることは幾度となくありました。でも全然意味合いが違って、LAでは中国人や台湾人、韓国人に間違われるのがうれしかった・・・。

 

何故だと思いますか?

 

ロサンゼルスにはアジア人がたくさんいて、ほとんどの人がなんとなくどこの国の人か見分けられる。しかも「差別や偏見」にセンシティブなので、あえて「あなた〇〇人でしょ」とは言ってきません。

 

私が中国人だと間違われるのは決まって、チャイナタウンで。韓国人と間違われるのはコリアタウンにいるとき。つまり、そこにいる人に中国語や韓国語で話しかけらえると、同士だと思ってくれたんだ・・・と悪い気はしないのです。

 

 

もはや日本人には見えない問題・・・?

 

面白いことに、日本人にも日本人じゃないって思われることがかなりありました。

 

例えば、ロサンゼルスのラーメン屋さんで若い店員さん(おそらく学生さん?)がずっと片言の英語で話しかけてくるんです。店員同士は日本語で話しているのに、しかもこちらも日本語で「すみません」とか言ってるのに・・・「What would you like to order?」って💦

 

私、日本人に見えないのかな・・・。アメリカ生活長すぎて日本人感が消えてしまったのでしょうか?

 

そういえば15年くらい前、「前は日本人ぽかったのに、アメリカに住んでからアメリカ人ぽくなった」とフランス人の知り合いに言われたことがあります。「なにそれ?」と訊くと、「服の着方とかがアメリカっぽい」だそうで・・・。うーん、微妙・・・。

 

自己分析すると、洞察力があり周りに同化するのが得意なのかもしれません・・・😅

 

余談ですが、ポルトガルで店員さんに最初から最後まで英語で話されるのも複雑な気持ちになります。助かるには助かるんですが、メニューの件もありましたし。この国では外国人なんだな・・・と。当たり前ですけど・・・(↓)

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一刻も早く、ポルトガル語ができるようになって、同士認定してもらいたいです!

 

 

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