【ポルトガル移住】語学クラスがスタート〜学ぶよろこび再び!
こんにちは!
ポルトガル・リスボンに来て、1か月ちょっと。これまで、なんとなく誤魔化してきたポルトガル語と向き合う日がやってきました。
すでに数週間前から週2回のクラスを始め、毎日勉強している夫には遅れをとっていますが、こっちは週5日の集中コースを取るので勢いよく巻き返すつもりです!
フランス人に羨望のまなざし
想像していた語学学校とは全然違っていました。大きな看板などはなく、通りに面したビルのドアベルをならして、中に入れてもらいます。夫は別の学校へ行っていますが、やはりそこも外から語学学校だとはわからないようです。
2週間ちかく前に無料の体験クラスを受けていたので勝手はわかっていました(↓)。
ドアベルを鳴らし、ビルへ入るドアを開けてもらい語学学校がある部屋へ。中はシンプル殺風景な部屋が3つ、4つとトイレがあるだけ。
廊下のベンチに座ってると、もう一人女性が入ってきました。
「今日からなの?」と英語で声をかけると、「そう、レベルは?」と訊かれ、「まったくの初心者」と答えると「じゃあ、違うクラスかも・・・」って。
聞けば、彼女はフランス人で、ヨーロッパ中を旅していて、フランス語に加え、イタリア語とスペイン語もできるから、ポルトガル語を勉強するのは初めてだけど、おおむね理解できるそう。
もちろん英語も話せます。そういう人ヨーロッパでは珍しくないんでしょうね。 いいな〜〜〜。
クラスメイトがいない!?
前のクラスが終わり、それぞれの部屋から生徒が出てきて、私も先生と合流しました。
終わってすぐ次のクラスって、先生、休憩時間ないのかな・・・?アメリカで人事をやっていた私は、労働法にひっかからないか気になってしまいます。おそらく、個人業(歩合)でやっているのでしょう・・・と勝手に納得。
すると「さあ、じゃあ始めましょうか?」って、ほかに誰もいない・・・。
「来週の月曜日には誰か申し込みが来るかもしれないけれど、今週はプライベートレッスンのようね。3時間だときついから、1時間半でどうかしら?」と提案されました。
え?1日3時間のコースなのに1時間半って、短縮しすぎじゃない???と思いつつ、「それで十分学べるなら・・・」と合意。
もしプライベートレッスンを1.5時間受けたら、45ユーロくらい。私は2週間分で360ユーロ払っているので、36ユーロ。ま、悪くないか・・・と。
体験クラスのときも、初心者と名乗るポルトガル語結構話せる人たちと同じクラスだったし、マイペースに基礎をしっかりやるには願ったり叶ったりです。
食べものの話は尽きない・・・
先生ったら、いきなり「あれから勉強した?私、あなたのこと全然覚えてないから、もう一度自己紹介してくれる?」って。
そうくると思ってましたよ!
自己紹介だけは復習しておいたので、名前、出身地、どこに住んでいるか、家族のことや好きなことについては言えました。
文法とか発音とかはめちゃめちゃでしょうけど。
すると今度は、「xxxxxxxxxxxxxxxxx?」すみません、何言ってるかわからないんですけど💦もちろん、ホワイトボードに書いて英語で説明してくれました。
「時間があるときは何をするのが好き?」という質問。「ブログ書いたり、街で人間観察したり、美味しいもの食べたり・・・」と英語で答えると、ひとつひとつポルトガル語で何というか教えてくれました。
ちなみに「人間観察」をポルトガル語にするとかなり不自然だそうです。
「料理はする?」という質問から、それ以降ずっと食べものの話・・・。英語を交えながらですが、凝縮していろんな表現を学べました。
1時間半でぐったり・・・
特にためになったのは相槌の表現。
「その通り!(Exato)」、「私もそう思う(Concordo)」、「理にかなってるね(Faz sentido)」、「わかりました(Compreendo)」、「なるほど(Estou a ver)」、「いいね!(Está bem)」、「もちろん(Claro)」など、合いの手を入れるとグッと会話が盛り上がりますよね。
短い言葉で会話に参加できるのがいい!
こんな感じで私が知りたいこと、学びたいことを誰にも遠慮せず、質問できたのがすごく良かったです。
そして、3時間のコースを1時間半に短縮ってどうなの???と思っていたのですが、もうぐったり・・・。頭もパンパン、喉も痛くなり、限界状態。
クラスメイトの発言をボーッと眺めるみたいな隙間時間が皆無なので、やはり1時間半で十分のようです。その後も散々質問するので結局2時間弱ぐらいにはなります。
勉強するよろこび再び
20代前半のころ、必死に英語を勉強したことを思い出します。楽しかった〜。
今も、知りたい、聞きたい、喋りたい欲求が湧き上がってきて、それが少しずつ満たされるのが快感・・・。
「今日学んだフレーズを使って、自己紹介を書いてみて」という宿題も、3回やりました。1回目は思うがまま書いて、2回目は意味が通じやすいように添削、3回目は2回目に仕上げたものをイメージしながら何も見ないで書く。覚える作業が一番大変だから!
あとはアウトプットする場所をどれだけ増やせるか・・・。
ポルトガル人の友達や大家さんへのテキストは、習ったポルトガル語を使うようにして、定食屋のおじさんたちにもできるだけ話しかけよう・・・っと。
いつもアパートの玄関で会うおばあちゃんにも自己紹介しなきゃ。
最初は通じないかもしれないけど、場数を踏んだもん勝ちだってことを知ってるから。