【ロサンゼルス】リトルトーキョーで寿司ランチ
こんにちは!
先日、他州に住む両親がロサンゼルスに遊びに来ました。彼らの住む州にはあまり日本食レストランが多くなく「お寿司が食べたい」ということで、リトルトーキョーへ出かけました。
平日10時40分、お目当のお店に到着。ランチのオープンは11時15分ですが、すでに10人ほどが並んでいました。
アメリカではお茶はタダではない
一番乗りで店頭の椅子に座り開店を待っていたのは、ご年配の方々。おしゃべりして、楽しそうです。私たちの後ろにも、あっという間に長い列ができました。老若男女、いろんな人種の方がやってきます。
オープンと同時にほぼ満席。私たち3人もテーブル席に案内され、とりあえずお茶をお願いしました。
余談ですが、ロサンゼルス界隈の和食屋さんでは、お茶が有料のお店が結構あります。以前、某お茶会社の社長さんにインタビューさせていただいたとき、「紅茶が有料なのだから、日本茶も有料にすべき」とおっしゃっていました。コストがかかっているのだから当然でしょう。
また、慢性的な水不足のカリフォルニアではお水は頼まなければ出てきません。最近では、プラスチックによる環境汚染に配慮して、ストローも必要な人にしか提供しなくなっているようです。
ちなみに、こちらのお店ではお茶が1ドル50セント(おかわり自由)でした。
魚屋さんにも人気の格安ランチ
ランチメニューには、照り焼きや天ぷらもありましたが、この店は魚屋さんの間でも人気という噂なので、父は握り、母はちらし、私は刺身定食を注文しました。
父と母にも、最初にお味噌汁が運ばれてきました。日本では汁物は食事と一緒に提供されますが、アメリカではスープは前菜として、食事の前にいただきます。
学生時代、クラスメイトと和食を食べに行ったとき、お味噌汁を目の前に東海岸出身の人がスプーンが必要と言い、それを見たLA出身の人が「こうやって、持ち上げて口をつけて飲むのよ」と教えていました。
今では、寿司、天ぷら、ラーメン、焼き鳥など、日本料理もかなりポピュラーになりましたが、アメリカ人の中でも認識に差がありますね。
ごはんがすすむ刺身ランチ
程なく、すべてのお料理が運ばれてきました。こちらが私の刺身定食の全貌です↓
まずヒラメを一口。柚子胡椒がのってて美味しい。最近、白身魚が好きになりました。中落ちのような中トロのぶつ切りも脂がのっています。
ご飯が丼に盛られていたので、多いかなと思ったんですが、佃煮や焼き鮭、スパイシーツナなど、濃い味のおかずであっという間に完食してしまいました💦
どちらも美味しそうですが、母のちらしは酢飯の酢がキツすぎたようで残念!
カウンターの中に寿司職人さんが4〜5人いたので、作る人によってムラがあるのかもしれません。また、ちらし用の酢飯にしている可能性もありますが、気になるほど強いと万人受けしないと思います。
私と父は大満足でした。手放しでオススメはできませんが、ロサンゼルスで40年近く続いている定番のお寿司屋さんです。
リトルトーキョーで食後のお散歩
杉原千畝さんについては下記の記事で触れています。横の石碑には、ユダヤの聖典であるタルムードの一節が書かれています。
「一つの命を救うものは、世界を救う」
目の前の一人を救うことに必死になった杉原さんは、まさしく世界平和に貢献したことにほかなりません。どんな状況になっても勇気を持って自分の信念を守り通したいものです。
この後は、全米日系人博物館(Japanese American National Museum)へ行きました。こちらは、別の記事で紹介します。