指輪にまつわる話(2)マリッジリング編
こんにちは!
またもや指輪にまつわる失敗談です。
今日は結婚指輪(マリッジリング=Marriage Ring)について。
いろいろやらかしてます・・・。
ハワイでのドタバタウェディング
先日、記事にしたように私たちの結婚式は義父からのサプライズギフトでした(↓)。
私たちは詳細は知らないままハワイへ飛び、コーディネーターさんの仕切りに身を任せているだけでした。
式の前夜、ホテルの部屋で、私はある疑問がわき、
「ねえ、教会での結婚式って指輪の交換とかあるんじゃないの?」と夫にたずねました。
「親父が心配するなって・・・指輪も用意してくれた」(私たち、どこまで人まかせだったんでしょう。恥ずかしいかぎりです・・・)
夫が差し出したケースには女性もののきれいな指輪が入っています。
「え、あなたのは?」
「ないよ!」
「えええええーーーー、どうすんの?」
「さあ」
っていうか、知ってたなら早く言ってよーーーって感じです。
結婚指輪って誰が用意するんですか?
パニックになった私は、アメリカ生活&結婚生活の先輩である妹の部屋に電話をしました。
状況を話すと、冷静に「新郎の分はお姉ちゃんが用意しなきゃいけないよね、普通!」とのこと。
え!? みなさん、知ってました? そういうもんなんですか???
気づいたときには時すでに遅し。
ジュエリーショップはすでに閉店している時間だし、結婚式は翌日の午前10時。
調べるとほとんどのショップは午前11時開店なので、買いに走ろうにも、もう間に合いません・・・💦
再度、妹に泣きつくと、「しょうがないね、とりあえずうちの旦那のを使ったら?」
そうして、式本番、夫は義弟のぶかぶかのリングをはめることになりました。
値の張る指輪を選ぶ夫💢
式が終わった後、お借りした指輪を返し、お義父さんからいただいた私のリングと同じブランドTへ彼の指輪を買いに行きました。
私が支払う流れだったので、シンプルで細めのお手頃価格のものをすすめると、「もっと太くて男らしいのがいい!」と高いものを選んでくれちゃって・・・💦
懐へのダメージが大きかったけど、一生に一度の買い物だし・・・、私もお父さんから素敵な指輪をもらったし・・・と自分に言い聞かせ・・・。
カリフォルニアに帰ってから、私のリングと同じように裏側にイニシャルを彫ってもらいました。
指輪を落とした夫が許せない!
ところがですよ、数年後、夫は私が大枚叩いて購入した結婚指輪を無くしてしまいます(今回は本当に紛失!)。
日本からのお客様をワイナリーに案内した帰りの車で、突然夫が「しぇー、リングがない!!!」と叫びました。
ワイナリーを数軒回ったあとで、どこで落としたかはまったく見当がつかず・・・💦
お客様と別れてから、私はネチネチと彼に詰め寄りました。
「ちょっと!反省文書いてちょうだい。私が清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った指輪なくすなんて、信じられない!!!」(高額なものを選んだことをかなり根に持ってます・・・)
結婚指輪を落とした夫の言い分
そのときの夫のセリフが忘れられません。
「いいか、この世にあるものはすべてこわれたり、なくなったりするんだ。俺はこうして元気で生きてる。それで十分だろ。We still have each other!」なんて言っちゃって・・・。
普段は無口なのに、窮地に立たされたとき、饒舌に自分を正当化するのがアメリカ人っぽい!さすがアメリカで教育を受けてきただけあります!
きぃーーーーーーー💢💢💢
怒りがおさまりません!
ダメもとで・・・
あまりにも私がネチネチ嫌味を言い続けたので、夫が「わかった!探しに行こう!」と言い出しました。
ダメもとだけど、やるだけのことをやったほうが諦めがつきます。
来たルートを戻り、ワイナリーで歩いたところを探して回りました。芝生の上やら、駐車場やら、テースティングルームやら、途方もない範囲です。
念のため、ワイナリーの人にも落し物が届いていないか尋ねました。
すると・・・
「もしかしてこれ?」
引き出しから光るものを取り出してきてくれ・・・確認すると確かに私たちのイニシャルが入っています。
その人とハイタッチして、私は狂喜乱舞!!!
夫もほっとした様子で一言。「これ、サイズが大きいんだよね、いつか落ちると思ってたよ」。
出た!早く言わんかい!
その後すぐにサイズ調整してもらいました。
そして現在、その指輪はきっつきつで、夫の指には入らなくなりましたとさ。
ちゃんちゃん♪