メキシコ旅-水には気をつけて💦
こんにちは!気づけば読者になってくださった方が10人以上もいて、うれしいかぎりです。今後ともよろしくお願いしますm(__)m
さて、今日は大好きなメキシコの話です。
20年近く暮らしたアメリアを離れ、第二の移住先を考えたとき、メキシコはかなりの有力候補でした。夫はアメリカの会社に所属したままの引っ越しとなるので、アメリカとの時差は少ない方が働きやすいですし、アメリカに家族や友人が多いので、アメリカとの行き来が楽に越したことはありません。
そして何より、私たち夫婦はメキシコ料理が大好き!住むとなったら、食文化が合うかどうかって大事ですよね!また、映画『リメンバーミー(Coco)』にもはまって、もうメキシコ一直線でした・・・。
ところが、予期せぬ事態が待っていました・・・。それにより、メキシコは移住先リストのトップから圏外に落ちてしまったのでした😢
プエルトバヤルタへ視察旅
実は、今年の4月に移住先を視察がてら、メキシコのプエルトバヤルタへ行きました。
1月から旅行の直前まで、スペイン語のクラスを取るほどの気合の入れよう・・・。少しでもスペイン語を学んで、カタコトながら現地の人たちとコミュニケーションが取れたことは収穫でした。英語圏以外に住んでも、その国の言葉を習得してやっていけるという自信になったからです。
プエルトバヤルタを選んだ理由は、アメリカから移住する人が多く、メキシコの中で安全な街のひとつとされていたからです。
ロサンゼルスからのフライトは3時間ほどで、料金も往復300ドル程度とアメリカ国内線とほぼ変わりません。しかも私たちが泊まったホテルは、2名1室で1泊30ドルと激安。繁忙期はもっとちょっと高いはずです・・・。オールインクルーシブのホテルでも1泊100ドルくらいから・・・それでも格安ですよね。私はビーチ沿いのオールインクルーシブが良かったのですが、夫がメキシコっぽいところに泊まりたいと街中の普通のホテルにしました。
メキシコ料理とビーチを満喫
チェックインした後は、お腹がすいていたので、ちょっと遅いランチ/早いディナーに出かけました。
ビール2本、タコス3つとセビーチェで驚きの136ペソ(7ドル弱)でした!うーん、こんなに美味しいものがこんなに安く食べれるなんて、やっぱりメキシコに住むしかない!なんてこの時は思っていました。
ホテルがある界隈は、ロマンチック地区(Zona Romantica)と呼ばれ、飲食店やブティック、ギャラリーがたくさんあり、ビーチまでも近く便利でした。
食事の後は、街からビーチにかけてお散歩・・・。
翌日、事件が発覚!
いつもなら私より先に起きだす夫がベッドの中で「やばい・・・なんか変だ」とうなっています。呑気な私は、「どうしたの?お腹すいたね~」と朝ごはんのことしか考えていませんでした💦
夫のただならぬ様子にやっと気づき、おろおろ・・・相変わらず無力です。 前日食べたセビーチェ(生魚をレモンやライムの酸でしめたもの)で食中毒になったんだと本人は主張していました。私も同じもの食べたんだけど・・・💦
そういえば、メキシコ人の同僚が「メキシコに行くなら、水に気をつけたほうがいいよ」と言っていたのを思い出しました。聞けば、メキシコ人も絶対生水は飲まないとか・・・。ということは、昨日飲んだフローズンマルガリータの氷が原因かも・・・。私も同じもの飲んだんですけどね・・・💦
処方箋なしで抗生物質をゲット
様態はどんどん悪化し、発熱までしてしまいました。私はオロオロしながら、ホテル近くの薬局に駆け込み、薬剤師さんに「熱がある」と伝えると、「下痢は?」と聞かれ、「多分してる」というと、「間違いなく、バクテリアインフェクション(細菌感染)ね。じゃあ、これ飲ませて」と抗生物質を渡されました。
値段は15ドルくらい。ここでちょっとしたカルチャーショック!アメリカでは、処方箋無しには手に入らない抗生物質が簡単に、しかも格安で手に入るという・・・。さすが、メキシコです・・・。
指示通りに服用させると翌朝には熱が下がっていました。とりあえず、一安心・・・。
ところが今度は、身体の節々が痛いと言い出して・・・。どうやら、抗生物質の量が多すぎた、もしくは強すぎたらしく、3~4日は飲まないといけないと言われたものの、2日目に止めてみると身体の痛みは治まりました。
メキシコ移住先リスト圏外へ
それ以来、夫の口から「メキシコへ行こう」という言葉は聞いていません😢
どうやらメキシコの水がやっかいというのは本当らしく、細菌感染すると抗生物質を飲むしかないという話も・・・抗生物質にアレルギーのある私にもかなり厳しい国ということになります。
とても残念ですが、とりあえずLAでタコスを食べて、メキシコに思いを馳せています。YouTubeアップしていますので、ぜひご覧ください。