リアル旅 妄想旅

海外移住、海外生活、旅行、食、文化、人生について書いてます💧

仕事のむちゃぶり&丸投げ、どう思いますか?

f:id:realtabimosotabi:20190607065548j:plain

こんにちは!
 

仕事をむちゃぶり&丸投げしてくる上司っていますよね。

 

実は、私、嫌いじゃないです。

 

もちろん、一定の条件を満たしていればですが・・・。

 

 

むちゃぶり歓迎の条件とは

 

私はこれまで二人のむちゃぶり上司の元で働いたことがあります。

 

その二人はいずれも会社のトップでした。

 

働いている当時は、「またかよーーー」、「急に振られるこっちの身にもなってよーーー」なんて悲鳴を上げていたのですが、今になって考えると、彼らに感謝しています。

 

ここでは、二人の共通点となぜ感謝に値するかを説明します。

 

 

情熱と強い目的意識がある

 

まず、二人の社長の共通点は、「自分はこうしたい」、「お客さんが喜ぶに違いない」、「画期的なアイデア思いついたぞ」のような、仕事への情熱を持っていることです。

 

彼らは、実現する前提で、楽しそうに自分のアイデアを話し、いろんな人を巻き込み、実際やってのけます。

 

たとえ思った通りの結果にならなくても、「じゃあほかの方法を考えよう」と常に前を向いています。

 

 

信頼して任せてくれる

 

悪く言えば、丸投げ!

 

しかし、最終目的を共有しているので、途中で細かいことをとやかく言われないのはありがたいです。

 

自分ひとりでは判断がつかないとき、責任問題になりそうなときは、こちらから報告して、決定権を委ねます。

 

大体の場合は、「君が提案した通りでいいよ」って感じでした。

 

 

お笑いショーの責任者に抜擢

 

メディア会社の社長は、「日本からお笑い芸人を呼ぶから、君、チケット売ったり、舞台監督したり、責任者やってくれる?」と振ってきました。

 

私はライターや編集の仕事をしたことはあっても、芸能関係は一切経験がありません。

 

断ることもできたかもしれませんが、楽しそうだし、私を選んでくれて光栄と引き受けました。

 

いや~、大変でしたよ!広告制作から、チケット販売、会場の準備、リハーサル、スタッフの取りまとめ、LA滞在中の芸人さんの世話まで、やることは山ほどあります。

 

その間、「広告こうしようと思うんですけど」とか相談するんですが、社長は、「いいんじゃない、任せるよ」と丸投げ状態・・・。

 

こっちは頭と体をフル稼働させて、乗り切りました。

 

 

売り上げアップの方法を考えて!

 

大手飲食チェーン店の社長は、「ウェブやメディア、印刷物などを駆使して、売り上げアップに貢献してください」と漠然としたむちゃぶり。

 

当時、活字だけのメニューだったので、まずはフォトグラファーとデザイナーを雇い、日本風のわかりやすい写真入りのメニューに変更しました。

 

同時に、店頭に飾る大きなメニュー版と、イメージポスターも作成。

 

試作品を見せると、「ああ、いいですね!」と、社長はいつも褒めてくれました。

 

ときどき、「うちの売りはこれなんで、こっちを大きくしましょう」とご意見をいただくことも。ごもっとなことばかりなので、素直に受け入れられます。

 

最終的には、ウェブや広告なども、任せてもらえました。

 

 

経験と自信をもらえた

 

もうひとつ、この二人の共通点は最終責任者は自分だと自覚しているところです。口にするわけではありませんが、そう感じました。

 

私に仕事を振って、任せたのは自分。私がこけたら、自身の判断ミス、だけどそれは大したことじゃない。大きな仕事を任せて、能力を最大限発揮してもらえたらそれでいいといったスタンスです。

 

というわけで、私は貴重な経験をさせていただき、やり遂げることで大きな自信を得ることができました。

 

二人の社長が望んだレベルの成功まで達したかはわかりませんが、ねぎらいとお褒めの言葉はいただきました。

 

ああでもない、こうでもないと、自発的でクリエイティブな仕事は楽しいし、やりがいがあります。

 

何より一生懸命仕事をするのは気持ちがよかったです。 

 

 

予定調和を求める編集者

 

一方、仕事の進め方が合わない人もいます。

 

ライターをしていたころ、とある技術者のインタビュー記事を依頼されました。

 

それまでも、インタビュー記事は何本も書いたことがあったので、いつものようにすすめようと思っていたところ、初めて仕事をする担当編集者が「質問をすべてリストにして、細かい構成と一緒に、前もって提出してください」と言ってきました。

 

しかも、「インタビューの準備をまったくされていないようですが、大丈夫ですか?」ときたもんだ!

 

当時フリーで活動しており、私なりの信条とプライドがあったので、「はい、わかりました」と引き下がることはできませんでした。

 

「とても特殊な技術をお持ちの方ですから、おおまかなプロフィールは調べましたが、質問に関してはざっくりとしたものしか用意していません。なぜなら、お会いする前から、技術も経験も第一線にいる方をこちらの予定した小さな枠にはめたくないからです。インタビューでは、先方が話したいことを中心にうかがい、面白いと思ったところを掘り下げて質問しようと思いますが、それでよろしいでしょうか」。

 

幸い、その編集者はだまって私に任せてくれました。

 

 

というわけで、私は貴重な経験ができるなら、むちゃぶり&丸投げ大歓迎です!

  

 

www.realtabimosotabi.com

www.realtabimosotabi.com

www.realtabimosotabi.com

www.realtabimosotabi.com

www.realtabimosotabi.com