【アメリカ】無事、退職しました!
こんにちは!
無事、勤めていた会社を退職しました。
退職表明の後、上司、御局様からのプレッシャーが予想以上にきつく、どうなることかと思いましたが、最後は円満にお別れできました。
現実は小説よりスゴイこともある
辞めたので言えますが、私、HR(人事部)の人間だったんです。
社内のあらゆる人間模様に携わるとても興味深いお仕事です。
従業員のみなさんの身の上話、苦情、ご意見、ご要望を聞くことが、もっとも大事な役割だと思って励んでおりました。
時にはレスキュー(緊急救助)が必要な人もいます。上司にいじめられているとか・・・、セクハラされているとか・・・アメリカでも、現実は小説より恐ろしかったりします。
同僚の一言で不覚にも号泣
退職の挨拶に回っていると、一人の同僚が「We've been through a lot(いろいろあったよね)」と一言。それを聞いた途端、今まで忘れていた出来事がブワーっとよみがえり、涙が溢れてきました。
その子は、能力があるのにパワハラ上司のいじめに耐えていた要救助者でした。関係各所のマネジャーに掛け合い、「辞めたい」という彼女を必死に説得、他部署へ異動させました。今では新しい部署で楽しそうに働いており、すごくうれしかった・・・。
これまで社内では負の感情を抑えてきた反動もあり、不覚にも彼女の前でぐじゃぐじゃに泣いてしまいました。
彼女は「I didn't mean to make you cry but tried to make you proud of yourself(泣かせるつもりじゃなくて、あなたがしてくれたことを誇りに思ってほしかったの)」って。
そんなこと言われたら、もう涙が止まらないですよ〜〜〜。
後任はスペイン語が話せる青年
私の後任は、英語とスペイン語ができる青年に決まりました。
若い彼はやる気満々!職場環境をより良いものにしたいと意気込んでます!
従業員の中にはスペイン語しか話さない人もいるので、彼ならより深くサポートできます。
ここ数日、事務仕事について怒涛の引き継ぎ。飲み込みが早くて安心しました。
アメリカでは、なぜか人事は女性が多いんですよ。うちの会社もしかり・・・。若い男性がチームに加入し、みなさん笑顔が増えたように感じます。
彼なら新しい風を吹かせてくれるでしょう。よかった、よかった・・・。