【リモートワーク】慣れない日本語を勉強中
夫が職を失い、新しい仕事を得ようと必死です。
予定通りポルトガルに移住するためには、安定した収入が必要。しかも、リモートワークでなければなりません。
夫の専門職種で、リモート社員を募集しているアメリカ企業はありますが、そのほとんどがアメリカ国内限定。世界中どこからでも仕事をしていいとなるとフリーランスとして働かなければなりません。
日本語が話せてよかった!?
夫のリサーチによると、フリーランサーが英語で仕事をするとなると、全世界、特にインドや中国の人たちと競合するためか、報酬が驚くほど安いというのです。
ところが、日本の求人は報酬がそこまで悪くない・・・。
そこで見つけた仕事が彼の専門知識を使って、日本の生徒さんにオンラインで講義するというもの。
フルタイムで働けば、ポルトガルで十分やっていけるくらいの時給なので、講師を募集している三社に応募しました。
どの会社も、専門知識を問うテストがあり、筆記試験はパスしたものの、一社は紹介できる仕事がないと断られました。
二社目は、面接に進み、見事、採用されました。しかし、これまたすぐに紹介してもらえる生徒さんはおらず・・・。
夫婦で模擬レッスンの練習中
三社目は、面接の後、模擬レッスンをすることになり、合否はその出来次第です。
ただし、問題がひとつ。夫は、専門知識も経験も十分あるのですが、それらはすべてアメリカで得たもので、日本語で学んだり、働いたりした経験はゼロ。
日本人でありながら、日本語のテキストに苦労して、必死に専門用語や漢字の読み方を学んでいます。
私が生徒役になり、模擬レッスンまでの一週間、毎日2~3時間、週末は5~6時間ほど、日本語でレッスンの練習をしました。
不謹慎かもしれませんが、夫婦での共同作業は楽しかった!しかも、夫がどんな仕事をしてきたのか、少しだけ理解できたような気がして、うれしかったです。
果たして、結果はいかに?
*これは数か月前に書いた記事です。つらい時間や心情などをみなさんとシェアしたいと思い、公開することにしました。