ビリー・ジョエルの世界(1)ストレンジャー
こんにちは!
今日は、箸休め的に音楽のお話です。
大ファンってわけではないけれど、ときどき聴きたくなるのがビリー・ジョエル。
現在は、いけ好かないおっちゃんですが(ファンの方、ごめんなさい)、20代の頃のライブ映像を見てぶったまげました!(↓)
Billy Joel - The Stranger (Live 1977)
なんとなく聞いたことはあったけど、ちゃんと聴いたら鳥肌が立ちました。
まず、イントロの口笛に引き込まれます・・・。
曲全体がお芝居のよう・・・ 軽快かつ癖の強い歌い方をしたかと思えば、のびやかできれいな声を出してみたり・・・。
おとしてあげて、あげておとす・・・みたいな、何度でも聴き入ってしまうパフォーマンスです!
歌詞を読んでさらにびっくり。人間の薄暗い部分に切り込んでます。
最後は、欲望やダークな部分は誰でも持ってるから、それでオッケーと悟っていて・・・。
20代でこんな歌を作ったビリージョエルってどんだけって。人間的魅力を感じずにはいられません!
インターネットにいろんな日本語訳が出てましたが、どれもしっくりこず。自分で訳してみましたが(↓)、やっぱりしっくりこず・・・💦
感覚的なことを言葉にするのはやっぱり難しい!
*行ごとの英語と日本語の意味は合致しておりません。かつ超意訳も含まれておりますので、ご了承ください。
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The Stranger by Billy Joel
ストレンジャー ビリー・ジョエル
Well, we all have a face
誰もが隠し持っている
That we hide away forever
別の顔がある
And we take them out
自分しか知らない
And show ourselves when everyone has gone
誰にも見せない顔が
Some are satin, some are steel
サテンの顔 鉄の顔
Some are silk and some are leather
シルクの顔 レザーの顔
They're the faces of a stranger
なぜか手放せない
But we'd love to try them on
まったく別人の顔さ
Well, we all fall in love
誰もが恋に落ちる
But we disregard the danger
しのび寄る危険は無視して
Though we share so many secrets
お互い打ち明けることのない
There are some we never tell
隠し事を山ほど抱えて
Why were you so surprised
相手がすべての顔を見せてくれないと
That you never saw the stranger
なぜそんなに驚くんだい?
Did you ever let your lover
なんなら君は、自分の中の「ストレンジャー」を
See the stranger in yourself
愛する人に見せたことがあるのかい?
Don't be afraid to try again
恐れずにまた恋に落ちればいい
Everyone goes south every now and then
今も昔も誰もが失敗ばかりさ
You've done it
経験あるだろ
Why can't someone else
誰だってそうさ
You should know by now
本当はもう気づいてるだろ
You've been there yours
心当たりがあるはず
Once I used to believe I was such a great romancer
まだ僕が夢の中で生きてた頃
Then I came home to a woman
愛する彼女が待つ家に帰ったら
That I could not recognize
見知らぬ女がいたんだ
When I pressed her for a reason
もちろん「どうしたんだ?」って聞いたさ
She refused to even answer
でも彼女は答えることさえ拒否したんだ
It was then I felt the stranger
まさに「ストレンジャー」に
Kick me right between the eyes
You may never understand
君はなぜまったくの別人が君の中に
How the stranger is inspired
生まれるのかわからないだろうね
But he isn’t always evil
でも、邪悪だからでもなければ
And he is not always wrong
何かおかしいわけでもない
Though you drown in good intentions
どんなに良心を保とうとも
You will never quench the fire
欲望の火は消せないのさ
You’ll give in to your desire
そして、根負けして
When the stranger comes along
「ストレンジャー」が登場するってわけ