世界に広がる人種問題への抗議活動に考えること
こんにちは!
アメリカのみならず、世界中で人種問題への抗議活動が盛んになっています。ここ、ポルトガルでも多くの人が抗議デモで街を歩きました。
そんな中、著名人の発言や関連動画の中から、共感したもの、参考になったものをいくつか紹介します。
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アジア麺が美味しくできた午後にアメリカを思う・・・
こんにちは!
第二の故郷ともいえるアメリカが大変なことになっていて、心が締め付けられます。ミネアポリスでの事件が発端となり、ロサンゼルスでも、抗議活動(Protest)から暴動(Riots)が起こり・・・。
友人たちが心配です。
多様性があり、個人が自由に主張するアメリカ。この文化が強いアメリカをつくっているのだけれど、それは諸刃の剣。
コロナ禍など、耐え忍ばなければならない場面では、裏目です。そして、根深い人種問題。
当時を知る夫は、「1992年のライオッツ(ロサンゼルス暴動)から何も変わってない・・・」と深いため息をつきます。
ただただ悲しい・・・。人間は弱く、愚かで、醜いという現実を思い知らされます。自分も含めて、人類がいなくなれば、地球は美しい楽園になるのでは・・・とさえ考えてしまいます。
その一方で、5月30日に打ち上げられた宇宙船が無事基地に到着、ドッキングする様子に興奮(↓)
さらに、Youtubeを参考に作ったまぜそばが美味しくできて、途端にうれしくなる単純な自分を「なんて滑稽なんだろう」と冷ややかに見つめた午後でした(↓)
【簡単すぎる】バカ旨まぜそば〈1度食べたらクセになっちゃうヤツ〉
宮沢賢治は偉大だと気づく
混乱に混乱を重ねる世界を目にすると、すべての人間が宮沢賢治だったら、世界は平和だったに違いないと想像します。
小学校の時、勉強した「雨ニモマケズ」。50手前になって、その偉大さに気づいたのでした。
今読むと、泣ける・・・。
雨ニモマケズ
宮澤賢治
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ[#「朿ヲ」はママ]負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩
【アメリカ】新型コロナウイルス緊急経済対策 給付金が届きました!
おはようございます!
数日前、オレゴンに住む母親から「アメリカ政府からの小切手が届いたわよ」と連絡がありました。
元同僚からは、4月中旬くらいに銀行口座に振り込まれたと聞いておりましたが、私たち夫婦は国を離れた身・・・あてにしておりませんでしたが、現金をいただけるとやはりありがたいものです。
しかも、何の手続きもしなかったのに、私たちのこと覚えてくれてたのね・・・と、アメリカの制度に感謝です。もちろん、何をするにもソーシャルセキュリティー番号に紐付けされているからなんですけどね・・・。
ちなみにこの給付金を受け取れるのは、2018年、2019年度、アメリカに納税した人。一人1200ドル、夫婦で2400ドルが上限。子供は一人につき500ドル。
年間所得が99,000ドル、夫婦で198,000ドル以上の人は対象外。所得額によって給付金の額が多少調整されます。
私たち夫婦には、連名で一枚の小切手が届きました。
アメリカ合衆国の新型コロナウイルスによる経済危機の給付金についての詳細(↓)
https://www.irs.gov/coronavirus/economic-impact-payment-information-center
2回目の給付金はポルトガルに届きました(↓)
「行動する臆病者が一番強い!」〜バックアップ・プランのすすめ
こんにちは!
家で過ごす時間が長くなり、みなさんいかがお過ごしですか?
常々、貴重な時間をいただいたのだから、何か有意義なことをしなくては・・・と考えつつ、あまり行動に起こせてない自分がいます。
形に残る創作活動はしておらず、相変わらず妄想ばかり・・・。でもね、このブログのタイトルにもあるように、すべては妄想から始まるんです!妄想が私をアメリカへ、そして今、ポルトガルまで連れてきてくれたんですから・・・。
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杉山清貴の歌声に癒される・・・カルロスもいい味出してた
こんにちは!
家にいる時間が長いからなのか、昔を懐かしむ年齢に達したからなのか、最近、どんどん時代を遡っています。いや行ったり来たりかな・・・。
聖子ちゃんや明菜ちゃんから、バービーボーイズ、ユニコーン、久保田利伸、ミスチルを聴いたかと思ったら、ここ数日は杉山清貴でまた80年代へ逆戻りです。
いや〜、杉山さんっていい声してますよね。当時も思っていたけど、今聴いても透き通るような歌声に癒されます。
忘れていた名曲もたくさんありました。
杉山清貴 名曲集
サマー・サスピション
私は初めて杉山さんを認識したこの曲が一番印象深いです。「気が狂いそうさ〜〜〜♬」にやられる人が続出しました・・・
君のハートはマリンブルー
杉山清貴&オメガトライブ 君のハートはマリンブルー 〔非公式〕
切ない歌ですね・・・。めっちゃ若いのに、表現力が素晴らしい。さらっとした歌い方も好きです。
風のLONELY WAY
ソロになってからの記憶があまりないですが、「火曜サスペンス劇場」の主題歌だったので、この歌はよく覚えています。
最後のHOLY NIGHT
クリスマス定番ソングなのに、なぜか杉山さんとリンクしてませんでした💦さらっと歌い上げるから、BGMとしても聞き流せちゃうのかな・・・
ふたりの夏物語
やっぱりこれが代表曲なのかな・・・。少し大人になった杉山さんも、歌声は爽やかなままです。
ついでにカルロス
君は1000%
当時はどうしても杉山さんと比べて弱々しい声に聞こえたけど、今見ると、なかなかいい味出してる!「%」とか、「Heart」とか、英語の歌詞部分がツボです・・・あと、リズムの取り方が独特。
もらい泣きしちゃう・・・
4年ぶりのお母さんとの再会で「サウダージ・・・」言ってるカルロスがかわいすぎる・・・。電話するのも容易じゃなかった時代を思い出します。
なぜか、西田ひかるを思い出し・・・
巻き舌の「ナオリタガール」
改訂版になって悲しかった・・・
ミスチル『Tomorrow Never Knows』のMVが画期的だった
こんにちは!
Youtubeを観ていたら、ミスチルの懐かしいいMVが出てきました。名曲だし、みなさん一度は目にしたことがあるんじゃないかな・・・。
Mr.Children 「Tomorrow never knows」 MUSIC VIDEO
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『9月入学に』高校生がネット署名〜当事者が声を上げるべき
こんにちは!
未曾有のパンデミックの中、各都道府県の知事が奮闘していていますね。そして、宮城県知事が「学校制度を9月入学に変更しては?」と提案しているとのこと。同時に、高校生が署名を募っているそうで・・・。
学校・教育に関することは生徒・学生が声を上げるのが一番。大人にはわからないこともたくさんあるし、彼らがその恩恵を受ける当事者なんですから。
小池東京都知事が「制度を変えるのは混乱するけど、すでに混乱している今だから、変革できる」とおっしゃっていましたが、転んでもタダでは起きない精神で、前向きな改善が進むと、将来への希望も持てるというものです。
唐突ですが・・・
私が卒業した県立高校には、制服がありましたが、着用するかどうかは自由。どんな格好でも、どんな髪型でも、バイク通学も、スケボー通学も、なんでもオッケー。校則が厳しかった時代にはめずらしい校風でした。
さかのぼること70年代、先輩たちが「なぜ、制服を着なくてはいけないのか?」「なぜ、長髪はいけないのか?」「なぜ、自由ではいけないのか?」と、教員や保護者と議論を交わし、結局、生徒たちが納得できる答えを大人が示すことができず、すべてにおいて生徒に責任と自由を委ねることになったのです。
すごくないですか!?
でも、これって、これからの時代を生きていくために、若者たちが経験したほうがいいことだと思います。幼い頃から、自分の指針や人生を本気で考え、話し合い、協力して、挫折して、それでも諦めないで、何かを成し遂げる経験を積めば、強くやさしい大人になれるでしょう。さまざまな偏見も減るかもしれません。
というわけで、私には「署名を集める高校生たち」に希望の光が見えます・・・。青春は自らつかみとるしかない!若者がんばれ!
【ポルトガル】はじめての革命記念日を窓辺でお祝い
こんにちは!
外出自粛生活44日目。
昨日は、ポルトガルの革命記念日でした。46年前の4月25日、40年以上続いた独裁政権が終焉を迎えた日です。植民地支配、植民地戦争・・・表現・思想の自由のない、ポルトガルの闇の時代・・・。無血革命だったことがポルトガルらしくはあります。歓喜する市民が街をカーネーションで飾り、兵士がカーネーションを銃口に挿したことから、「カーネーション革命」とも呼ばれています。
詳しくはこちら(↓)
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【英単語】日本と海外では全然意味が違うって知ってますか?
こんにちは!
今日は、久しぶりに英語ネタです。
下記の記事で、「日本で全く違う意味で使われている英単語」について書かれていたので紹介します。おそらく英語を勉強している人なら知ってるものばかりかもしれませんね。
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2020年4月、ポルトガル・リスボン〜家に籠もって考えること(4)
こんにちは!
リスボン外出自粛生活も早36日目。散歩に出かけることもできますが、元来の引き籠もり体質もあり、食料の買い出し以外は外に出ない日々です。今日は久しぶりに馴染みのレストランでテイクアウトしようと企んでいます。丘の上にあるから、運動にもなるしね・・・。
唐突ですが、100%ポルトガル産の商品に弱い・・・。小さな字は目に止まらないことがあるので、ポルトガル国旗を付けていただくとありがたいです。
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2020年4月、ポルトガル・リスボン〜家に籠もって考えること(3)
こんにちは!
先日は、一人でパンを買うポルトガル大統領の姿がローカル新聞に掲載されていましたが、昨日は、一人で魚を買う首相の様子を撮影した動画がリスボンのアメリカ人コミュニティーでシェアされました。
普通のおっちゃんやん!しかも、私と同じエコバッグ使ってるのね❤️
在サンフランシスコのポルトガル領事館もセキュリティー対策ゼロでびっくりしましたが、国のトップ二人も、SPなど伴わず、一般人に混じって番号札を取り、順番を待って買い物するって・・・命を狙われるとかいう概念がないのがすごい。もしくは、自分たちの身の回りのことに予算を割く余裕はないから、暗殺されたらその時はその時と覚悟しているのかも。いずれにせよ、カルチャーショック・・・💦
でも、そんなポルトガルが好きなんですよ。期待通りの感じです。
さあ、今日は、5日ぶりにスーパーマーケットへ出かけます。ニューヨークで感染した友人の件もあるので正直怖いです。いつもは夫と二人でしたが、リスクを減らすため最近は一人で行っています。
さて、ポルトガル・リスボンの現状、アメリカや日本への思いを綴るシリーズ「今いるのがポルトガルで良かった、そして日本にはもう戻れないかも・・・と思う理由」の第3回まで投稿しました。ぜひ、読んでみてください(↓)
↑こうして見ると、我が家の食卓に緑が少ないことがわかります・・・💦
リスボン外出自粛生活についての記事はこちら(↓)
2020年4月、ポルトガル・リスボン〜家に籠もって考えること(2)
こんにちは!
新型コロナウイルスに感染し、先週退院したニューヨークの友人がFBで闘病中の様子、症状や治療の詳細をシェアしてくれました。
感染経路は不明。ソーシャル・ディスタンシングはしていたので、空気中に漂うウイルスか、モノについたウイルスが原因ということになります。ちなみに外出中マスクはしていませんでした。初期症状から入院まで10日以上、緊急病院(ER)でもベッドが空くまで9時間かかったそう。その時の気持ちを「俺は今、誰かが死ぬのを待っているのか・・・お願いだから、誰かが回復することでベッドが空いてくれ」と表現しています。
そして、一番強烈なくだりが「一番怖かったのは、呼吸が浅く短くなり、1.4秒ごとに息を吸わなければならなかった。自分の肺が卵くらい小さくなったのではと思った。その時、今、眠りに落ちてしまったら、きっともう目覚めることはないと確信し、眠らなかった」と。
絶対、そんな苦しい目に遭いたくないと思いました。
同時にたくさんの人がボランティアで働いている最前線の様子も伝えています。12時間シフトで20日間ぶっ通しで働くナースにお世話になったそう。その人たちは無事退院する彼と笑顔で写真に写っていました。
買い物でスーパーに行くだけでも怖いのに、見ず知らずの誰かを助けるために感染のリスクが高い現場で働く・・・私にはできないことです。
医療現場はもちろんですが、普通の日常を支えてくれているゴミを回収してくれる人、スーパーで働いてくれる人、公共交通機関を動かしてくれる人、配達してくれる人、警察官や救急隊員、そしてお役所勤めの皆さん・・・あらゆる人たちの苦労に思いを馳せ、感謝しながら、今日も家に籠もります。
さて、ポルトガル・リスボンの現状、アメリカや日本への思いを綴るシリーズ「今いるのがポルトガルで良かった、そして日本にはもう戻れないかも・・・と思う理由」の二つの記事を投稿しました。ぜひ、読んでみてください(↓)
リスボン外出自粛生活についての記事はこちら(↓)
2020年4月、ポルトガル・リスボン〜家に籠もって考えること(1)
こんにちは!
みなさん、お元気ですか。
ポルトガル・リスボンに来て、5か月半が経ちました。まさか、世界がこんなことになろうとは・・・。日本がはるか遠い国に感じます。ああ、日本へ帰って、湯船に浸り、美味しいごはんが食べれたらどんなに幸せだろう・・・。でも、ポルトガルでも、シャワーがあって、あったかいベッドがあって、インターネットがあって、美味しいものが食べれているのだから、ありがたいことです!
ニューヨークに住む友人は、新型コロナウイルスに感染し、3月26日から苦しんでいたそうです。FBで、昨日無事退院したという投稿があり、ほっとしています。気になる感染源は・・・特定できないとのこと。これが一番怖い!彼は一人暮らし、家で仕事をして、出かけるのは食料買い出しとテイクアウトだけ。なのに感染してしまったので、手洗いはもちろん、買ってきたものやデリバリーのものにも気をつけたほうがいいとのことでした。
さて、ポルトガル専用のブログにシリーズで記事を書くことにしました。多くの人に読んでいただきたいので、こちらにもリンクを貼っておきます(↓)
見えない敵との戦いは、実感がなく迷いや誘惑も多いですが、一緒に頑張りましょう!
【ポルトガル】ポジティブになれた動画〜Can't Skip Hope
こんにちは!
リスボンで外出自粛生活を始めて今日でちょうど2週間になります。
3日に1度くらいの頻度で食料品を買い出しに行きます。家族2人までの散歩や野外でのエクササイズも許されていますが、億劫で買い物以外は家にひきこもっています。
当然、気分は落ち込みます。外に出ると、5〜10分の買い物でもお店の人に挨拶したり、太陽の光を浴びるだけで晴々した気持ちになるからすごい。
長期戦になりそうなので、安全に自分のメンタルを健康に保つ術を身につけなきゃです。
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【ポルトガル】リスボン生活、2020年3月14日現在・・・
こんにちは!
3月2日に初めての感染者が確認され、3月14日現在、ポルトガル国内の感染者数は169人まで増えました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、いよいよポルトガルでも大きな対策が取られることになりました。
その内容は主に・・・
- 学校閉鎖
- ジェロニモス修道院など観光地の閉鎖
- イベント自粛・中止
- ディスコ・バーの閉鎖
- モールやレストランの人数制限 など
これにより、私たちの生活にどんな影響があったか記録しておきたいと思います。
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